2023/12/31

 年末年始を、みなさま、どのようにお過ごしでしょうか。

 ……

 ……

 私は、たぶん家庭内・正月気分の演出に忙しくしてると思いますよ。

 ……

 ……

 ……

 ……

 なんで「……してると思いますよ」なのかっていうと――

 ……

 ……

 まあ、ここ数年の『京子さん日記』を丹念に読みこんでる方々は、すでにお気づきだと思いますが――(いるのか、そんな人たち?

 最近は年末の『京子さん日記』は本当の年末には書いてなくて――

 年末より少し早め――クリスマスが終わった後くらい――に書いています。

 それを何日か後にチェックして、管理人のマル太くんに送って――

 それをマル太くんが何日後かにアップしてるんですね。

 ……

 ……

 つまり、マル太くんも私も、年末年始は、わりと忙しいもんだから――

 私が書いたものがアップされるまでのタイムラグが、いつもの3倍くらいになっている――

 ってことなんです。

 ……

 ……

 なので――

 年末以外のたいていの『京子さん日記』は1日くらいのタイムラグなんですが――

 年末の『京子さん日記』は、ここ数年、タイムラグが3〜4日くらいになってますね。

 ……

 ……

 だから、なんなんだ、って話なんですが――(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 要するに――

 ……

 ……

 来月は、全国どこでも――っていうか、万国共通で――「2024年1月」のはずですが――

 私の中では、まだ「2023年13月」みたいな気分なんですね。

 ……

 ……

 ってことはですよ――

 この今日の『京子さん日記』も、普通運転モードでいけば、あっという間にエログロ猥褻ネタ満載になってしまう。

 ――それでいいのか? 年末年始なのに?

 って話ですよ。

 ……

 ……

 ……

 ……

 まあ、いいのかもしれませんが……(w

 ……

 ……

 今んところ、とくに苦情も来てないみたいだし……(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ってなわけで――

 せっかくだから、エログロ猥褻ネタを1つ――

 ……

 ……

 ……

 ……

 今、私、

 ――エログロ猥褻(わいせつ)――

 って言葉を使いましね。

 ……

 ……

 私、実は、

 ――エログロ

 じゃなくて――

 なるべく、

 ――エログロ猥褻

 って表現してんですが――

 これには少し訳があるんですよ。

 ……

 ……

 簡単に云うと、

 ――エログロを他人事(ひとごと)にしない。

 ってことです。

 ……

 ……

 どういうことかって云うと――

 ……

 ……

 まず、

 ――エロ

 ってのは、どんだけ、もよおさせるかってこと――つまり、煽情性ね。

 ……

 ……

 んでもって、

 ――グロ

 ってのは、どんだけ、おどろおどろしいかってこと――つまり、怪奇性ね。

 ……

 ……

 そして、

 ――猥褻

 ってのは、

 ――どれだけ自分にとってヤバいくらいに煽情的かつ怪奇的か。

 ってこと――

 ……

 ……

 今から話すことは――

 くわしく話せば、かなり長くなるんですが――

 実は、

 ――猥褻概念の主観性

 って問題がありましてね。

 ……

 ……

 もともとは法律上の話らしいんですが――

 エログロで商売しようと思ったら、けっこうスルー出来ない話であって――

 ……

 ……

 もちろん、お巡りさんや検事さんたちに睨まれないように商売しなきゃって意味でもありますが――

 そういう話だけじゃなくて――

 いくら煽情的で怪奇的であっても、自分的に「ヤバい」って感覚がなければ、それは猥褻じゃないってことなんです。

 ……

 ……

 ええ――

 どういうことかといいますと……。

 ……

 ……

 ……

 ……

 京子さん、今年(2023年)で、めでたく、48と相成りましたが――

 この歳になると――

 ――けっこう煽情的で怪奇的ではあるんだけど、なぜか、まったく猥褻じゃない。

 ってコンテンツが、ポツポツと出てくるんですね。

 例えば――

 ……

 ……

 かの有名な江戸の浮世絵師・葛飾北斎が残したとされる不朽の傑作春画『蛸と海女』――

 この春画自体はメチャクチャ猥褻だと京子さんは思うんでありますけれど――(w

 ……

 ……

 この『蛸と海女』をモチーフに、後世、実に様々な作品が――21世紀初頭の現代に至るまで――発表されてんですが――

 ……

 ……

 それら作品の殆どは、どういうわけか、そんなに猥褻じゃないんですよね――少なくとも、48歳になった京子さんにとっては、猥褻じゃない。

 ……

 ……

 例えば――

 この春画『蛸と海女』をモチーフに――

 現代絵画の作品として、巨大化した地球防衛系の女の娘(コ)が触手系竜型怪獣のキ〇グギ〇ラに犯されてるシーンってのが発表されてんですが――

 ……

 ……

 この作品――

 どういうわけか、少なくとも、京子さんにとっては、ぜんぜん猥褻じゃない。

 ……

 ……

 もちろん、題材が題材ですから(w)――かなり煽情的で怪奇的であるとは思うんですけれど――

 ……

 ……

 でも、なぜか、ぜんぜん猥褻じゃない。

 ……

 ……

 オリジナルの『蛸と海女』と比べると、あの脳天に突き刺さってくる「ヤバい感じ」って云うのが、ないんだよね。

(ああ、この現代絵画の作家さんは、日本が誇る鬼才・葛飾北斎をちゃんとリスペクトしてるんだな)
 ってことは、よく伝わってくるんだけど――

 そのリスペクト感が伝わってくれば伝わってくるほどに、なんか猥褻じゃなくなってくる。

 ……

 ……

 不思議なもんです。

 ……

 ……

 なんてったって――

 あのギザギザ・トゲトゲ頭のキン〇ギド〇が、あの清純そうな地球防衛系の女の娘のアソコに入ってっちゃうってシーンですから――

 エログロでないってことはありえません(w

 間違いなくエログロです!

 ……

 ……

 けど、断じて猥褻ではない――少なくとも、この京子さんにとっては、ぜんぜん猥褻ではない……。

 ……

 ……

 こういうパラドックスを巧妙に練り上げていくのが、

 ――猥褻概念の主観性

 って問題なんですね。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ちなみに――

 オリジナルの『蛸と海女』のほうなんですが――

 このシーン――

 実は、京子さん、カン違いをしてたんです。

 ……

 ……

 あの海女さんは、海の中でお仕事中に、大蛸・小蛸に捕えられて犯されてんだと、京子さんは思ってました。

 が、実際には、違うらしい。

 ……

 ……

 お仕事中なのは、その通りなんだけど――

 蛸たちは陸に上がって砂浜の上で海女さんを犯してた。

 海の中じゃない。

 なのに――

 それを、京子さんは、勝手に海の中だとカン違いした。

 ……

 ……

 蛸たちの八本足&吸盤を駆使する性技に酔い痴れて――

 そこに水中窒息の苦悶が重なって――

 とんでもなく強烈な生き地獄の悦楽が――

 この海女さんの捕らえられてから溺れ死んでしまうまでの数分くらいの間に起きてるって想像して――

 当時の京子さんは、
(なんて猥褻なんだぁ!)
 って驚いたんだですど――

 それは、京子さんのカン違いでした――カン違いがもたらした「カン違い妄想系の猥褻」でした――って、そういう話――

 ……

 ……

 ……

 ……

 こうしてみていくと、

 ――エログロ猥褻

 って言葉――

 かなり奥が深いでしょ?

 ……

 ……

 とくに、

 ――猥褻

 の奥が深いんだよね。

 ……

 ……

 ――エログロ

 は、むしろ、刺身のツマ的な添え物みたいな感じ……?(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 いやぁ〜、猥褻って、本当に、いいもんですね。それでは、また――by 水野晴郎さん風




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(地球防衛少女なら、竜型怪獣に首を絞められ、半開きの口から涎を垂らして失神してるシーンが最適と思われる京子さんに愛の手を〜)

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