2023/6/30

 皆さん、こんにちは。

 場合によっては、皆さん、こんばんは――おはようございます。

 今月も、ギリギリ末日になって更新の『京子さん日記』です。

 ……

 ……

 ……

 ……

 いや――

 実は本当はもう少し早くアップできるはずだったんですが――

 ……

 ……

 先週になって、急にネタを変えることにしたんで――

 結局いつも通りの末日更新とあいなりました。

 ……

 ……

 なんで、急にネタを変えることにしたかと云うと――

 ……

 ……

 ……

 ……

 あのサンキっちゃんから、先週の水曜に、やたら気持ちのこもったメールが久々に届いたからでした。

 ……

 ……

 曰く、

 ――きのう、眠い目こすってNHKの夜のドラマをみはじめたら、速攻、目が覚めたのよ。

 だって――

 ……

 ……

 ええ〜。

 サンキっちゃんが、どんな男性か、ご存じない読者の方々に、ちょっとだけ説明をしますと――

 ……

 ……

 むかし、いかがわしいけど合法だった雑誌の副編集長だったサンキっちゃんです。

 ……

 ……

 そんなサンキっちゃんの「目が覚めた」って話ですから――

 どうせ、いかがわしい話に決まってんですが――

 ……

 ……

 やさしい、やさしい京子さんは――(w

(めんどくさいなぁ)
 と思いつつも――(苦w

 ――なに?

 って返信してあげました。

 ……

 ……

 そうしたら――

 ……

 ……

 ――「北乃きいって、こんなにいい女だったっけ?」って思ったのよ。

 だって――

 ……

 ……

 ……

 ……

 はい、はい――

 ……

 ……

 きみが北乃きいさんのファンだってことはわかった(w

 ……

 ……

 それはいいとして――

 ……

 ……

 プロの女優さんのことを「こんなにいい女だったっけ?」って、いったい、どんだけ失礼なこと云ってんだよ。

 街中、歩いてる可愛いだけの女の子たちとは訳が違うだろ。

 だいたい――

 なんだって「こんなにいい女だったっけ?」みたいな、もってまわった云い方をするんだよ。

 ふつうに「こんなにもいい女だった」で、いいじゃんか!

 って訊いたら――

 ……

 ……

 ――それが、衝撃の役作りだったのよ! 『育休刑事』の主人公の奥さんが、たしかに画面の中にリアルに存在してたのよ!

 だって――

 ……

 ……

 ……

 ……

 ええ、ちょっと解説しときますと――

 ……

 ……

『育休刑事』って云うのは、文字通り、育休とってる刑事さんのお話でして――

 似鳥鶏さんっていう作家さんが書かれた小説なんです。

 ……

 ……

 で――

 その小説をNHKが今期(2023年4月〜6月)ドラマ化したんですわ――1話45分の全10話シリーズで――

 ……

 ……

 んでもって――

 この小説は――

 実は、知る人ぞ知るトリッキー小説で――

 ……

 ……

 その関係上、育休とってる刑事の奥さんの役を誰がどんなふうに演じるのか、サンキっちゃん的には、すごく気になっていた、と――

 ……

 ……

 で――

 その奥さん役を北乃きいさんが演じられたわけですが――

 そのお芝居のなさり方に、サンキっちゃんは、すごく感銘を受けたと――

 ……

 ……

 ――あれは、もう、とにかく、すごかったのよ。ぜひ1回みてほしい。

 だって――

 ……

 ……

 だから、みましたよ――翌週の再放送を録画して(w)――最終話だけだけど――

 ……

 ……

 ……

 ……

 たしかに、すばらしかった。

 あの『育休刑事』の奥さんをTVドラマで演(や)るなら、もう、あれしかないだろって感じの、ど真ん中の直球勝負――

 ……

 ……

 って云うか――

 京子さん的には、

 ――ど真ん中の直球

 じゃなくて、

 ――アウトコース高めに逃げるスライダー

 でした。

 今時の云い方だと「スライダー」じゃなくて「スイーパー」かな。

 ……

 ……

 どういうことかと云うと――

 主人公の刑事の奥さんは、原作では、感情を表に出さないAIみたいな人として(少なくとも家庭の外では)描かれてるんですが――

 北乃きいさんは、AIって感じではなくて、十分に抑えてはいたけれど、けっこう表情豊かに演技されていて――

 それが、また、かなりチャーミングな色気なんですわ。

 ……

 ……

 まあ、小説なら、文字主体ですから、たしかに「AIみたい」でも、まあ、いけるんですが――

 さすがに映像主体のTVドラマでは、いくら美人の女優さんとはいえ、「AIみたい」な鉄仮面で演じられたら、さすがに、あの色気は生じない。

 ……

 ……

 だからこそ、あえて表情を動かして心の奥底の動揺まで仄かに浮かび上がらせることで――

 いわゆる「危うい感じ」をいかんなく発揮されてるわけで――

(あ、今の表情、私も自分のマンガに取り入れたい!)
 って何回も思いました。

 ……

 ……

 それで――

 すぐに描き留めようと鉛筆を走らせたわけですが――

 なんか、うまくいかないの。

 ……

 ……

 北乃きいさんが上手に作っていらした「危うい感じ」が、なかなか出てこないんです。

 ……

 ……

 だから――

 京子さん的には、

 ――アウトコース高めに逃げるスライダー

 ……

 ……

 ――バットの芯でとらえたはずが、あえなく空振り!

 みたいな感じ?(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ところが、どっこい――

 サンキっちゃんのポイントは、ちょっと違ってたみたいでして――

 ……

 ……

 ――あれは絶対インコース低めのスプリット(フォークボールのこと?)なのよ。

 だって――

 ……

 ……

 なんでインコース低め?

 って思って、その理由を訊いてみたところ――

 ……

 ……

 ――だって、まさかNHKでヒロピン(ヒロインピンチ・シーン)があるって思わなかったのよ。

 って、まさかのご回答――

 ……

 ……

 え? そんなシーン、あったっけ?

 って思って、くわしく訊いたら――

 ……

 ……

 ――あったのよ、悪役の男に首を絞められるシーン――

 だって――

 ……

 ……

 ……

 ……

 たしかに、あった、あった――(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 NHKって、ドラマだと意外にエロい演出をやるんだよね――昔から、そうです。

 ……

 ……

 でも、首の絞められは、ほんの一瞬だったよ。

 どっかのアダルト・コンテンツみたいに――

 首を絞められて悶えるところを舐めまわす、みたいなカメラワークは、さすがになかったよ。

 って云ったら――

 ……

 ……

 ――だからこそ「インコース低めのスプリット」なのよ。

 とサンキっちゃん――

 ……

 ……

 そりゃ、まあ、アダルト並みに舐めまわすわけにはいかんだろ、NHKなんだから――

 って思ったけど――

 ……

 ……

 ――育休ネタって、どうせ、いま育児中とか、むかし育児やってたって云うアダルトくらいにしか刺さらないんだから、も少しアダルト路線に寄せても良かったと思うのよ。

 とサンキっちゃん――

 ……

 ……

 いや、それ「アダルト」違いだから――(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ま、とにもかくにも――

 ……

 ……

 サンキっちゃん的には、あの『育休刑事』の奥さん役の北乃きいさんのお芝居に度肝の抜かれた、と――

 そういうことなんですね。

 ……

 ……

 ……

 ……

 いや〜。

 サンキっちゃん――

 はや40代も後半だって云うのに――

 まだ、そんな熱いエロエロ感性が残ってただなんて、けっこう、すごいことです。

 きょうこりん、尊敬してしまう(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ってなわけで――

 以上、一応ネタバレがないように気をつけながら、書いてみました。

 ……

 ……

 原作が未読でドラマも未見って人で、どういうことか気になった人は――

 ぜひ原作をお読みになった上で、ネットやNHK配信サービスなどをご覧くださいませ。

 ――ああ、そういうこと!

 って、すぐにわかって頂けると思います。

 ……

 ……

 ……

 ……

 簡単に云ってしまえば――

 主人公の刑事は、奥さんにも上司の方にも、すごく恵まれてました、って話です。




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