2023/3/8
いや、びっくりした!
いきなりキューバと台湾が負けるとは!
……
……
きょう開幕したWBCのことですよ。
……
……
1次ラウンド台湾プールが開幕――
世界ランク2位の台湾代表が、WBC本大会未勝利のパナマ代表に負けています。
そして、そして――
……
……
かつてあれほど世界最強の名を欲しいままにしていたキューバ代表が――
台湾代表に先立つこと数時間――
やはり痛恨の敗北を喫しました――相手はオランダ代表――
……
……
いやはや――
隔世の感がありますな。
……
……
……
……
よく、
――サッカーにはジャイキリがある。
なんて云いますけれど――
サッカーよりも野球の方が、実は、ずっとジャイキリが起きやすいんですよね。
実力差が3倍以内だったら、簡単にひっくり返るってね。
……
……
今じゃ台湾代表 vs パナマ代表もキューバ代表vsオランダ代表も、あきらかに実力差は3倍以内でしょうから――
そりゃあ、ジャイキリは余裕で起こりうるわけで――
……
……
これは、我らが日本代表も、十分に心してかからないと、やられてしまいますよ。
あすの中国戦はともかく、あさっての韓国戦なんかはね。
実際――
過去のWBCでは、韓国代表に何度も煮え湯を飲まされてるし――
……
……
これは、がぜん目が離せなくなってきた!
いや〜。
ハッキリ云って、中国代表をなめてたわ。
けっこうやるじゃん。
勝負の行方は、途中まで、マジわからなかった。
あきらかに実力差3倍以内じゃないって云ってゴメンなさい。
結果的には3倍以上だったかもしれないけれど――
あきらかじゃなかった。
……
……
でも――
オォタァニサァンは、やっぱワールドクラスのスーパースターですね。
野球の歴史を書きかえた人――しかも、本場アメリカで――
……
……
そういう意味では、サッカーのメッシとかクリロナよりもビッグでビックリな存在なんじゃない?
3.10. am 0:28, 記
終わってみれば、コールド寸前の圧勝でしたね。
さきほど終わった日韓戦――
点差ほどの実力差はなかったと思いますが――
やっぱり、メンタルの差かな。
あのワールド・クラスの大谷翔平をも産んだ人材の層の厚さからくる自信のようなものを――
きょうの日韓戦での日本代表からは感じられた。
なんと云っても、史上最年少・三冠王の村上さまがノーヒットでも、13得点なんですからね。
あるいは、精神的支柱と思われるダルビッシュ投手が序盤にホームランなどで3点を失っても――
その裏、すぐに引っくり返して、さらなる追加点をほとんど許さない。
それに対して――
韓国代表は、いまだに2007年の日本キラー左腕キム・ガンヒョン頼み――
人材の枯渇が深刻のようであります。
この10年あまりの間で、日韓の野球界の実力差は思った以上に開いてしまったようですね。
それか、2006年や2009年のときの韓国代表は、実力以上のパフォーマンスだったのかもしれません。
あのときは、イチローさんが韓国メディアの挑発に乗って「向こう30年は手が出せないと思わせるくらいに圧勝する」みたいなことを云っちゃいましたからね。
今のオォタァニサァンは、そういうことはおっしゃいません――どこまでも謙虚で、十分な配慮が行き届いている。
もっとも――
あのときのイチローさんには、WBCの舞台を大きく育てる使命感があって、だから、あえて傲慢発言をかまして話題作りに専念したのかもしれません。
メディアに取り上げられなければ、盛り上げようがありませんからね。
いまのWBCは、そこまで無理しなくても取り上げられますから、大谷選手もビッグマウスである必要はない、と。
そういうことかもしれません。
3.11. am 0:14, 記
日本代表、1次ラウンドを4戦全勝で突破しましたね。
オォタニサァンは、今日もオォタニサァンでした。
いきなり初回表、看板直撃の特大弾――打った瞬間「入った!」ってわかる当たり――ああいうのは相手チームのメンタルに効くんですよね。
オーストラリアにしてみたら、完全に出鼻をくじかれた――その後のモチベを難しくしたと思う――それくらいのホームランでした。
あれでピッチャーだって云うんだから、ひどいもんです(w
存在自体が不公平だって、オーストラリアのファンが云ったとか云わなかったとか――
たしかに、野球の神様は不公平かもしれませんよ――オォタニサァン1人にあんだけの才能を詰め込むなんて……!(w
……
……
でも――
きょうのオーストラリア代表も、きのうのチェコ代表も、いいチームですよね。
ちゃんと、あの日本代表にプレッシャーをかけてきますから――
そして、ちゃんと敬意を払ってる。
日本代表にだけじゃなくて、野球というスポーツ全体に敬意を払ってる感じがしました。
みんな野球が好きなんですよね。
たぶん、サッカーよりもね(苦w
……
……
まあ、少なくとも京子さんは、そうなんですが……(w
……
……
さて――
東京のBプールは日本代表の首位通過ですが――
台湾のAプールは、どうなってんでしょか。
途中経過で、イタリア 6-1 オランダって聞いたんですが、すごいですね。
あのオランダを 6-1 でリードって、イタリアも、なかなかやりますね。
イタリア代表の監督はマイク・ピアッツァさんだそうですが――あの野茂英雄投手がドジャースにいらした頃にチーム・メイトでキャッチャーだった方ね。
なんか、緻密な野球をやってそう。
準々決勝の相手は、イタリアなのかな。
……
……
残念ながら、Aプール・ホストの台湾代表は、失点率の悪さが響いて、すでに敗退決定とか――
なかなかに残酷ですね。
まあ、野球の場合、ホーム・アドバンテージは、そこまで大きくはないから、驚きではありませんけれども。
……
……
何はともあれ――
日本代表の準々決勝は木曜日の夜なんですってね。
それまで、ひと休み、ひと休み。
……
……
ああ、疲れた(w
3.12. pm 11:03
我らが日本代表――見事、5大会連続のベスト4です!
おめでとうございます!
……
……
きょうの大谷選手は、ちょっと力んでたかな。
表情も今一つ、すっきりしていなかった――とくに、試合の中盤にさしかかる頃は――
ま、それでも、マイク・ピアッツァ監督の繰り出す大谷シフトの逆を突くセーフティ・バントには驚かされました。
いいアイディアでしたね。
あれで流れが一気に日本代表へ傾きました。
やっぱ、大舞台で極端なことをしてくるチームには、早めの奇策が有効ですね。
……
……
今の日本代表は、間違いなく世界の野球の最先端をいっています。
WBCのような国際大会で通用しやすい闘い方の標準モデルを確立しつつあると思います。
……
……
3回目の世界1――そろそろ、いけっかな?
3.16. pm 11:33, 記
いやぁ、すごい試合でしたね。
WBC準決勝・対メキシコ戦――
我らが日本代表・侍ジャパン――見事、9回劇的サヨナラ勝ちを収めました。
……
……
8回表まで完全に負け試合でしたよね。
(あぁ、今回も、また準決勝で負けちゃうかな〜)
って――
京子さん、正直あきらめましたもん。
でも――
8回裏ノーアウト1・2塁からの源田選手のスリーバントが効いたと思う。
あれでワンナウト2・3塁になったでしょ。
その後、山川選手が犠牲フライで1点、返した。
もちろん、あそこでタイムリーヒットが出てたら、もっと良かったんですが――
何はともあれ、1点、返した。
あれが、大きかったですよ。
――日本野球、まだまだいけんじゃね?
って思いましたもん。
世界大会の準決勝で送りバントするなんて、今んところ、日本のチームくらいだと思いますが――(w
あれが、この先、世界標準になっていくんじゃないかと、日本人の京子さんは思います。
もちろん、ノーアウト1塁での送りバントは「やってもしょうがない」って云う統計結果が出てるんで――
さすがの日本も、やらないわけですが――
ノーアウト1・2塁の送りバントは、統計的にも意味があるらしいってことですからね。
それプラス――
送りバントの大きな威力は、試合の主導権を握った気持ちにさせてくれることにあります。
実際には主導権を握ってなくても、握った気持ちになるだけで、ぜんぜん違いますよ。
今日も、源田選手の送りバントの前と後では、ぜんぜん違ってたと思いますよ――日本の選手の皆さんのメンタルが――
……
……
んでもって――
その後、9回表のメキシコの攻撃を大勢投手・大城捕手の巨人バッテリーがよくおさえました。
ピンチらしいピンチがありませんでした――さすがに所属チームのコンビで出ると息も合いますね。
ここぞ云うときに巨人バッテリーがメキシコ打線をほぼピシャリとおさえたことが、勝因の1つであることは間違いないでしょう。
あそこで、もしイケイケのチャンスを作られていたら、結果的には0点だったとしても、その後、どうなっていたかは微妙です。
はたして、大谷選手の2塁打があったかどうか。
吉田選手のフォアボールがあったかどうか。
そして、村上選手のサヨナラ打があったかどうか。
まあ、大谷選手の2塁打は、あったかもしれませんね(w)――なにせメンタル、お強いんで――
……
……
いやぁ、でも、本当にスゴいチームですね。
栗山監督――これで名将の仲間入りでしょう。
やっぱり、レギュラーシーズンを10年も経験してて、ちゃんと日本一も獲ってる監督は、ひと味ちがいますよね。
源田選手の送りバントも、大勢・大城バッテリーの投入も、村上選手の強打(犠打封印)も、ぜんぶ監督の采配ですよね。
ダルビッシュ・大谷・ヌートバーの招聘で戦略家としての慧眼をおみせになりましたが――
短期決戦・ビジターでの大一番の采配で戦術家としての妙手もおみせになりました。
でも――
メディアの前でご自分の口から「スゴいチーム」って云っちゃったのは、どうかな?
ご自分でお作りになったチームですよね、それって自画自賛ってやつじゃないですか、監督――(w
……
……
まあ、作ろうと思っても、なかなか作れないのが、「スゴいチーム」ですけれど……。
……
……
さ、あと1つ――がんばれ栗山ジャパン!
3.21. pm 6:38, 記
栗山ジャパン、優勝しましたね。
いやぁ〜。良かった。
今回、栗山ジャパンが、まちがいなく大会ベスト・チームだったと思いますが――
よく云われるように――
ベストチームが優勝することって、実は、そんなに多くないんですよね。
なにしろ、人間がやることですから……。
――強い者が勝つんじゃない。勝った者が強いんだ。
の鉄則に照らせば、あきらかに、
ベスト ≠ 最強
であるわけで――
そういう意味で――
今回の日本代表・侍ジャパンは、
――記録には残らないけど、記憶には残るチーム
になるような予感がありました。
実際は、どっちにも残りますね。
全勝優勝はWBC史上初だそうです。
そうだと思う。
第1回大会や第2回大会では、日本、優勝したけど、よく負けてた(w
今大会は1回も負けなかった。
準決勝は危なかったけど――
きっちり勝ち切った。
これは、すごい。
あの辛口の落合博満さんが激賞&ベタ褒めされてるって話――(w
それくらいに、すごい!(w
……
……
まあ、京子さん、昨日の決勝戦は、諸般の事情により、ネットの記録でしかみてないんですが――
ゲーム展開は、3−2っていう点差以上に開きがあったようですね。
日本代表は、リードした後は守備のリズムを優先して、あえて無理に点数を取りにいかなかったから3点だけだったって感じで――
むしろ、守備のときに、どんどんピッチャーを継ぎこんで心理的に攻めていったって云う……。
やっぱり、野球は守備が基本ですからね。
守備でプレッシャーをかけ続けることが、心理的な攻撃になるんです。
今回のアメリカ代表は、バッターはともかく、ピッチャーは二線級だったってことで――
だから、順当な結果だったんだと思います。
こう云うと、日本のプロ野球をよく知らない人たちは、
――不遜だ。傲慢だ。
って云うんですが――
日本のプロ野球のトップと北米のメジャーリーグの平均を比べたら、間違いなく、日本のプロ野球のトップのほうが上なんで――
そりゃあ、トップどうしで比べたり、平均どうしで比べたりしたら、わかりませんが――
アメリカ代表の投手陣が二線級だったら、それりゃあ、勝てませんて。
そういう意味でも、アメリカ代表の皆さんは、つらかったと思いますね。もちろん、アメリカの野球ファンも。
アメリカ代表が早く、本当の意味で、アメリカ代表になってほしい――そう思います。
3.23. pm 7:38, 記