2021/9/30
この前――
ある男のライターさん（私より10歳くらい年上）から、ちょっと聞いた話なんだけど――
……
……
殿方向けの最近の AV って、ジャンルが両極端に二極化してるんだって。
「二極化」って云うのは――
その話をしてた男の人によると、
気弱そうな女をガンガン理不尽に責めて思い通りにさせちゃうぜ〜。
ってジャンルと、
メッチャ積極的な女に超アクロバティックな性行為をされまくり〜。
ってジャンルの二極――
……
……
……
……
（ホンマかいな）
って――
その時は思ったんですが――（W
……
……
この話が面白かったのは――
その続きなんです。
その男のライターの人、曰く、
――僕は“メッチャ積極的な女に超アクロバティックな性行為……”のほうが、断然、興奮する。
と――
……
……
そして、
――“気弱そうな女をガンガン理不尽に責めて思い通りに……”を求める男が少なからずいるのをみると、なんだか悲しくなる。
と――
……
……
でも、
――それは、たんに、僕が、そういう性的嗜好の持ち主だって云うだけのことで、べつに僕が倫理的に正しいとは思わない。
って云うんですよね。
……
……
……
……
（なるほどな〜）
って、その時、京子さん、思ったのであります。
……
……
つまり、
――もしかして、倫理観って、実は、その人の性的嗜好に根差してるんじゃないか？
ってね。
……
……
……
……
実を云いますと――
京子さんは、
気弱そうな女をガンガン理不尽に責めて思い通りにさせちゃうぜ〜。
的なジャンルも、
メッチャ積極的な女に超アクロバティックな性行為をされまくり〜。
的なジャンルも、ぜんぜん興奮しないんです。
……
……
それは、私が女で、べつにレズビアンじゃないってことを意味してるだけかもしんないけど――
たぶん、そういうこととは、あんまり関係なくて――
例えば、「女」を「男」に入れ替えても、おんなじだから――
……
……
京子さんは、
気弱そうな男をガンガン理不尽に責めて思い通りにさせちゃうぜ〜。
的なジャンルも、
メッチャ積極的な男に超アクロバティックな性行為をされまくり〜。
的なジャンルも、たぶん、あんまり興味がもてない。
……
……
それよりも、
超緻密でストイックな男に果敢に挑むけれど、強襲され、蹂躙され、凌辱される〜。
的なジャンルが大好き（はあと
……
……
そういう展開にこそ、京子さんはメッチャ興奮する。
……
……
……
……
なんでだろ？
……
……
私の倫理観って、つまりは、どうゆうことかな？（ｗ
……
……
……
……
――何事も緻密にストイックに頑張る。
ってこと？（ｗ
……
……
……
……
意味不明（ｗ
……
……
そう云えば――
つい最近まで、永田町のほうで、
そーさいせん
って選挙をやってたけれど――
……
……
あれも、よくわからないよね。
だって――
「じみんとー」っていう味方同士で争ってるわけでしょ？
よく考えたら、おかしいじゃん。
来る本番の闘いである「しゅーいんせん」では味方同士なわけで――
それなのに、「そーさいせん」では、敵同士になっている。
そういうマガイ物の闘いに全力で挑んで勝てる人って、たぶん、本当の闘いでは、そんなに勝てないんじゃないか、と――
……
……
いや、逆かな。
本当の闘いに強い人は、マガイ物の闘いには全力を出し切れないんじゃないかって、京子さんは思う。
……
……
念のために云っとくと――
どっちが闘い上手とか、イクサ下手とか、そういう話ではないです。
本当の闘いとマガイ物の闘いとでは、求められる資質や能力が違うだろう、と――
マガイ物の闘いではトドメを刺しちゃいけないけど――
本物の闘いでは必ずトドメを刺さなくちゃいけないとかね。
……
……
だから――
私は、べつに総裁選なんて、やらなくたっていいじゃないかって思うんだよね。
べつに密室談合政治で決めてもらったっていい。
だって――
本当の闘いは衆院選ですから――
それに勝つために、誰が総裁でいるのがふさわしいのか――
それを、みんなで考えたらいいんですよ。
あ、「みんな」って云うのは、自民党のみんなね。
……
……
非自民党員の国民の大部分からしたら、総裁選は結果がわかればいいんですよ。
誰が自民党の総裁になったのか――それが、わかればいい。
総裁が誰かに決まる過程は、ハッキリ云って、どうでもいいんです。
……
……
云ってみれば――
相手が自慰行為に耽った後なのか、それとも、その前なのか――それがわかればいい。
どんな自慰行為に耽ってたか、あるいは、耽ろうとしてたかってことは、ハッキリ云って、どうでもいい。
そう思います。