2021/5/31

 美術解剖の分厚い本を買おうかどうかで迷っている京子さんです。

 7000円くらいするヤツ――

 今、ひそかに話題になってる本で、韓国のイラストレーターの方が描いてるヤツですね。

 ――7000円でしょ? マジありえない!

 って、みんな一度は思うらしいんだけど――

 やっぱ気になってしまって――
 立ち読み OK の本屋さんで繰り返し手に取ってみてしまう。

 ……

 ……

 まあ、絵描きとしては、十分に興味そそられる本ですよ。

 宣伝の帯に書いてあるように、たしかに画力は3倍に上がるかもしんない(w

 ……

 ……

 まあ、でも、今の京子さんには、はたして、どこまで必要なのか――

 ……

 ……

 できれば――
 この本に20年くらい前に出会っておきたかった(w

 ……

 ……

 あ――

   美術解剖

 って言葉になじみがない方もいるかもしれませんね。

 文字通り、

   美術に応用できる解剖

 ってことです。

 ここでいう「解剖」は、人の体を切り開く「あの解剖」のことではなくて――
 人の体の形を詳しく観察して理解して把握するってことです。

   解剖

 って一口に云っても――
 メスで実際に切り開く解剖から、頭で観念的に切り開く解剖まで――
 色々あるんですよ。

 美術解剖は――
 美術に応用するための解剖ですから――
 当然、頭の中で想像的に切り開きます。

 美術のためだけに実際に人の体を切り開くっていうのは――
 やっぱ、ちょっと抵抗があるわけで――

 ……

 ……

 まあ、そういう猟奇的な美術家が、どっかにいても、ぜんぜん不思議ではありませんが――

 もし、現実の世界にいたら、ほぼ間違いなく警察のご厄介になりますわな。

 ……

 ……

 じゃあ、虚構の世界にいたら、どうかって云うと――

 ……

 ……

 実は、京子さん、昔、そういう主題でエログロ漫画を描こうとしたことがあるんです。

 けど――

 なんか巧くいかなかったんで――

 すぐに、やめちゃいました。

 意志薄弱の京子さん――だから、大成しない(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 やめた理由はですね――

 美しい絵にならなかったからです。

 ただ、ひたすらに、おぞましかった――って云うより、汚らしかった――

 ……

 ……

 いくらエログロ漫画とはいえ――

 やっぱ絵は奇麗じゃないと買ってくれる人は少ないんで……(w

 ……

 ……

 京子さんには、どうにも――技術的にだけじゃなく――感覚的に難しかった。

 ……

 ……

 もっと云うと、メンタル的に難しかった。

(別に、よくね? こんな絵、描かなくても……。誰が見たいって思う?)
 って思っちゃった(w

 ……

 ……

 それよりは――
 格闘美少女が泥だらけに犯されてる絵のほうが、ずっと 美しい って京子さんは思う――

だって、体が切り開かれていないから――

 ……

 ……

 あ――

 もちろん――
 体は開かされてるけど――

 体の表面の皮膚は切り開かれてはいないから――(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 はい――(w

 ……

 ……

 女の敵は女――

 こんなふうに、長年にわたって、女の敵をやっております、京子さんでございます――もう30年くらいやってます(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 一応、断っておきますと――

 私が女の敵でいるのは、あくまで、フィクションに関することだけですよ。

 現実の世界では、とくに女の敵はやっておりません。

 性犯罪被害者の女性の話を聞いたら、ふつうに胸が痛みますし――

 加害者に対しては、ふつうに怒りや憎しみを抱きます。

 ――虚構の話を現実の世界に持ち込むなよ、ボケ!

 って思います。

 ……

 ……

 そこんとこを誤解して絡んでくるご仁が時々いるものですから――

 ちょっと慎重になっております。

 虚構は虚構、現実は現実――京子さんにとっては、それが一番大切です。




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(泥だらけの格闘美少女が片足つかまれて逆さ釣りにされてる姿態は「実に美しい」と思う京子さんに愛の手を〜)

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