2021/4/30
ここにきて――
東京オリンピックが、もめにもめてきましたね。
――コロナ禍なのに、やる意味あんの?
とか、
――日本人の命でオリンピックを贖(あがな)うの?
とか――
……
……
……
……
まあ、京子さん的には――
もともとオリンピック、好きじゃないんで――
……
……
そもそも、「オリンピック、やるかやらないか」問題自体に、そんなに関心がないんですが――
……
……
でも――
生まれてから、ずっと4年に1度やってるのをみてきたわけで――
……
……
そんな定番中の定番ビッグ・イベントが延期されただけでもショックだったのに――……
……
中止ってことになると――
さらにショックだと思う。
……
……
なんか、その後で、スーパーウルトラ嫌なことが起こりそう。
……
……
……
……
何となく頭をよぎるのは――
1940年の東京オリンピックで――
……
……
あの時、オリンピックが中止になって――
その次の年に、日本は戦争を始めたわけで――まあ、戦争に追い込まれたって見方もできますが……。
……
……
……
……
とにかく、そういうことには絶対なってほしくないなぁと切に思うのであります。
……
……
……
……
……
……
こんなことを云うと、
――え? アンタみたいなアンチ五輪が、そんなこと云う?
って云われそうですが――
……
……
たしかに、京子さんはアンチ五輪ですが――
それは、五輪が毎回きっちり盛大に催されてるからこそのアンチなのであって――
……
……
延期されたり中止されたりすれば――
それは、もう「アンチ」だなんて云ってられない。
……
……
さながら、昭和晩期のアンチ巨人みたいなもんですわ(w
……
……
――巨人が弱けりゃ、アンチもやってられんわ!
みたいな……(w
……
……
……
……
……
……
ちょっと話は変わるんですけど――
……
……
ってか――
たぶん、ガラッと話は変わるんですけど――
……
……
……
……
昔、同じクラスの女子で――
すっごい美人がいて――
背が高くて、スタイルもよくて、髪型とかも、さり気なく凝ってて――
パッと見、
――アイドルみたい!
って感じの子だったんだけど――
……
……
その子――
……
……
実は、いじめグループのリーダー的存在だったんですよね。
……
……
……
……
やってることが、すっごくエグかったんで――
アイドルみたいな外見だったのに――
ぜんぜん「きれい!」とか「かわいい!」って感じはしなかった。
……
……
……
……
ところが――
……
……
ある時から何か月か経って――
どういうわけか、今度は、その子がイジメられる側に回ってて――
……
……
どうやら――
いじめグループ内の派閥抗争に敗れた模様――
……
……
そしたら――
……
……
その子が、なんか急に「きれい!」とか「かわいい!」って感じになったんですよね。
……
……
あれ、不思議でしたね。
……
……
……
……
いじめてるときと、いじめられてるときで、本人が変わってたのか――
それとも、それをみていた周りの人たちの気持ちが変わってたのか――
……
……
……
……
今回、京子さんの東京オリンピックをみる目が変わったときに――
そんなことを思い出しました。
……
……
もちろん、いじめはいけなことです。
オリンピックが「同じクラスの美人の子」ってわけでもありません。
……
……
けど――
そんなことを思い出しました。
……
……
まあ――
実は、今にして思うと――
その美人の子の何が、いちばん変わったかって云うと――
……
……
――艶
でしたね。
――つや
……
……
――色っぽさ・色気
です。
……
……
いじめてるときは、ぜんぜん色気がなかったんだけど――
いじめられてるときは、なんか知らんけど強烈な色気があった――
……
……
……
……
これって――
たんに私の感性が自分の性癖に支配されてるってだけのことなんですかね。
……
……
だって、私、マゾだから……?
……
……
……
……
……
……
まあ、けっきょく、その美人の子とは、私、実は一度も口きかなかったんだよね。
……
……
だって――
その子が――
クラスの中心で、いじめとかをやってるときは――
(私なんか、相手にされないだろうし……)
って思ってたし――
逆に、いじめられる側に回ったときは――
あまりにも色気が強くなってたから――
(私も一緒になって、いじめてしまいそう)
って思って――
やっぱり、声をかけなかった。
……
……
正直に云えば――
(下手に声をかけたら、自分も、いじめられるかも……)
って恐怖も少しはあったかな。
……
……
京子さん、いくらマゾとはいえ――
いじめられるのが心地よいのは、あくまでフィクションの世界の中のことだけであって――
現実の世界でいじめられるのは、ぜんぜん心地よくありません。
……
……
それが人の世の中ってもんですよね〜。