2019/7/31

 なんか、すごく酷い事件が――
 って話を――

 先々月、したばかりなんですが――

 ……

 ……

 ……

 ……

 なんか、すごく酷い事件が、また――

 京都のほうで起きましたよね。

 ……

 ……

 京アニ放火事件――

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 ……

 ……

 なに、あれ?

 ……

 ……

 意味わかんない。

 ……

 ……

 なんで、京アニなの?

 っていうか――

 ……

 ……

 なんで、アニメ製作会社が放火されなきゃいけなかったわけ?

 ……

 ……

 ……

 ……

 もう、ホント意味わかんない。

 ……

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 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 というわけで――

 京アニ放火ショックを今も引きずる京子さんです。

 ……

 ……

 ……

 ……

 いや〜。

 つらい。

 ……

 ……

 ホントつらい。

 ……

 ……

 ……

 ……

 だって――

 なんの落ち度もないじゃん、京アニ側に――

 ……

 ……

 「応募小説をパクリやがった!」
 って被疑者は云ってるそうですが――

 そんなん、ぜんぜん理由にならないし――

 ……

 ……

 ……

 ……

 ただ、ただ、絵が好きで、アニメが好きで――

 ただ、ただ、ひたすら一生懸命に手を動かしてたであろう人たちが――

 なんで1度に30名以上も殺されなきゃならなかったのか――

 ……

 ……

 ……

 ……

 もう、ホント意味わかんない。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 まあ――

 そうは云っても――
 むなしいだけですね。

 ……

 ……

 世の中の理不尽ってヤツは――

 無条件で受け入れていくしかないんですよね。

 ……

 ……

 世の中は、そもそも理不尽にできてますから――

 ……

 ……

 って云うか――

 「理不尽」の「理」ってのは――
 しょせん一部の人たちの都合を代弁してるにすぎません。

 その「理」に適ったことだけをしてたって――
 世の中、理不尽な目に遭わないことが保証されるわけじゃぁ決してないんであります。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ということで――

 気持ちは重いんですが――

 ……

 ……

 気を取り直し――

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 あのね――

 私が思うに――

 京ニア作品のすごいところは――

 やっぱり、

 ――足

 ですね。

 もちろん――
 女の子の足ですよ。

 ……

 ……

 この足が――
 妙に写実的で健康的で、でも、なんかツヤっぽさがあって――

 私は大好きなのです。

 ……

 ……

 もちろん――
 同じ京アニ作品でも――
 作風によっては、思いっきりデフォルメされてたりするわけで――

 そうゆう作品での足は、まあ、別なんですが――

 明らかに狙ってると思われる作品での足は――

 間違いなく、越えている――

 ……

 ……

 え?

 何をかって?

 ……

 ……

 そりゃ、現実の女の子の足を――
 ですよ。

 ……

 ……

 技術的には――
 けっこう簡単なようで――
 実は、えらい難しいと思うんです。

 すごいですよ、あの技術――

 たぶん――(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 いや、私――

 もちろん絵描きではありますが――

 アニメのことは、よくわかりませんので――

 ちょっとお茶を濁しておく――(w

 そういうお仕事をしたこともないし――

 ……

 ……

 ……

 ……

 ま――

 昔よくいわれたことですが――

 少女マンガの女の子の足は――
 少年マンガの女の子の足と違って、棒みたいだ――
 って話です。

 少女マンガ風に描くと――
 たしかに、足を棒みたいに描くほうが、絵的には映えるんですよ。

 それが少女マンガの面白いところでもあり――

 ……

 ……

 でも――

 それじゃ、少年の心はときめきません。

 棒じゃあ、少年の心は、ときめかんのです。

 だから――
 どの絵描きさんも、少年向け――あるいは成人の殿方向け――の場合は、けっこう神経つかって女の子の足を描いて ると思います。

 棒に色気をもたせる(w

 ……

 ……

 男性が描く場合は――
 そんなに難しくないらしんですが――

 女が描くのは、けっこうしんどいんです。

 ほら――
 女は、自分の足の現実を知ってるから(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 ――真に美しいものをみようと思ったら、目を閉じなければならぬ

 って――
 昭和の文豪か誰かが云ったそうですが――

 ホントに、そう思います。

 ついでにいうと、

 ――自分の記憶も消さねばならぬ。

 ですね。

 ……

 ……

 少なくとも――
 京子さんが男の子向けに――あるいは、殿方向けに――女の子の足を描くときは――
 そうしております。

 ……

 ……

 云っときますが――

 ついつい自分の足みたいな足を描いてしまうってことじゃあ、ないですよ。

 そんな恐ろしいこと――
 誰がするもんですか(w

 ……

 ……

 自分の足のウイーク・ポイントを無意識に修正しちゃって――
 変に作為的な足を描いてしまうってことです。

 そういうことを防ぐために――
 自分の足を忘れなきゃいけない。

 男の子ないし殿方になりきって――
 男性向けアイドル写真集なんかをよく研究して――
 自分なりに妄想の花園をオープンさせなきゃならない――

 ってことです。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……なんてことに気づけたのは――

 今から、じゅうウン年まえのこと――

 私が初めて京アニ作品の絵柄を目の当たりにしたときです。

 ……

 ……

(あ、そっか――目をつぶらなきゃね。んでもって、忘れなきゃね)
 って――

 ……

 ……

 簡単なことなんだけど――

 その簡単なことに気づくのが――

 なかなかに大変なのですよ。

 ……

 ……

 そのようなわけで――

 わたくし、ホント、京都アニメーションの皆さんの絵には――
 きわめて個人的に――
 ふかく、ふかく感謝をいたしております。

 




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(20歳の頃に描いた絵をみると、自分の足のどこにコンプレックスがあったかがよくわかる京子さんに愛の手を〜)

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