2018/5/31

 アメリカのトランプさんと北朝鮮のジョンウンさんが今度、会うんだって――
 って話をきいたと思ったら――

 いや、その話は無しになったらしい――
 となって――

 そうしたら――

 いつの間にか――
 やっぱ予定通り会うらしいよ――
 って話に――

 今は、なってるみたいですね。

 ……

 ……

 まあ、どっちだっていいんですが――

 ……

 ……

 どうか――

 核のドンパチだけは勘弁して下さいませ。

 お願いします。 m ( _ _ ) m 

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 なんて話をすると――

 ときどき、

 ――私は別に気にしてない。いつ核が飛んできて、この命が亡くなったって、別に構わない。

 とか云う人がいるんですよね。

 (マジかよ!)
 って思います。

 ……

 ……

 まあ――

 まあ――
 そう公言するからには――

 たぶん、マジなんだろうと思いますが――

 ……

 ……

 そういう話をきくと――

 (あなたはよくても、私はイヤなんだよね)
 って――
 私は思います――いつも――

 ……

 ……

 私が、まだ20代だった頃に――

 当時30代くらいの女の人と――
 この話をしたことがあって――

 ……

 ……

 その女の人――
 いわゆるクール・ビューティー系の人で――

 かなり知的な仕事に就いていて――
 育ちも、かなり良さそうで――
 いかにも社会的地位の高い男性に好かれそうな人だったんですけど――

 ……

 ……

 曰く、
 「私は、いつ殺されたっていいと思ってる」
 って――

 さらには、
 「あす外国の軍隊がやってきて、私の体を八つ裂きにしたとしても、それはそれ――」
 って――

 「そんなことは、過去の人類の歴史に、いくらでもあったことだし……」
 って――

 ……

 ……

 その云い方が、なんか色っぽいんですよね。

 すっかり確信犯的なんです。

 ……

 ……

 たとえるなら――

 少年ヒーロー物のマンガとかに、悪役で登場する美少年キャラが――
 少年ヒーローにやられて、馬乗りになられて、

 ――く! 殺せ! 早く殺せ!

 って苦悶の表情を押し殺してうめくときの色っぽさ――
 とでも申しましょうか。

 ……

 ……

 私――
 そんとき、思ったんですよね。

 「あす外国の軍隊がやってきて、私の体を八つ裂きに」って云うけど――
 あなた、けっこうな美人さんだから、たぶん、八つ裂きだけでは済まないと思うよって――

 八つ裂きされる前に、たぶん、あんなことやこんなことを色々されると思うよって――

 ……

 ……

 もちろん、そんなことはわかってますよって顔をしてたから――

 まあ、ふつうに遠慮もあって――
 何も云えなかったんですが――

 ……

 ……

 たぶん、わかってたんだと思う。

 ……

 ……

 その覚悟から滲み出てきた色気だったんだろうな〜。




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(私も“独身・子なし”だったら「いつ殺されてもいい」と思えるかもしれない京子さんに愛の手を〜)

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