2018/3/29

 うちの小セガレが――

 いい感じで――
 育ってきております。

 ……

 ……

 もうすぐ2歳半でございます。

 ……

 ……

 いわゆる2語文ってやつを――
 話すようになりました。

 「パパ、お仕事」

 とか、

 「ママ、トイレ」

 とか――

 ……

 ……

 ……

 ……

 なんで――

 ママはトイレなの?

 ……

 ……

 なんてことは――
 ぜったいに云っちゃいけません(w

 ……

 ……

 うちの小セガレにしてみたら――

 それは――
 ごくしぜんなことなんです。

 すなわち!

 自分の目の前にパパがいない理由は、

 ――お仕事

 であり――
 ママがいない理由は、

 ――トイレ

 である――

 ただ――
 それだけでございます。

 ……

 ……

 京子さん――
 おかげさまで、専業主婦やらせてもらってます。

 ……

 ……

 めったなことでは――
 小セガレの前から姿を消すことはございません(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 もちろん――

 専業主婦になって、いいことばかりじゃございませんよ。

 社会から隔絶された感は――
 当初は半端なく強かったですが――

 ……

 ……

 今や――

 それにも慣れました。

 ……

 ……

 妊娠してた時も含めたら――
 もう3年以上ですからね。

 ……

 ……

 ……

 ……

 いや〜。
 年月の経つのは、はやいものでございます。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ここにきて――

 京子さん――
 だいぶ母親らしくなってきまして――

 ……

 ……

 育児と家事とを、我ながら、結構ソツなくこせてる感じが、うれしい。

 小セガレをテキトーに相手しつつ、そこそこ掃除をしたり、お料理したり、洗濯物たたんだり、できるようになってきました。

 はじめのころは、ひっちゃかめっちゃかで――

 まわりの方々に――小セガレを筆頭に――ずいぶんヤな思いもさせましたが――(w

 ……

 ……

 何ごとも――

 体験……学習……経験……ですな。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ところで――

 ……

 ……

 何日か前に――
 某大手紙の悩み相談コーナーで、

 ――うちの息子が18禁ゲームにハマってて悩んでる。

 って云うお母さんからの投書が扱われてて――

 ちょっと笑ってしまったと同時に――

 ……

 ……

 いろいろと考えさせられました。

 ……

 ……

 ハマってるって云うのは――

 決してプレイヤーとしてハマってるんじゃなくて――(w

 ……

 ……

 制作スタッフとしてハマってるんだそうです。

 ……

 ……

 はやい話が、

 ――うちの息子には、エロ・ゲーなんかを仕事にしてほしくない。

 ってことなのですね。

 ……

 ……

 まあ――

 きわめて真っ当な感覚のお母さんだと思いますが――

 ……

 ……

 でもね。

 話は、そう簡単ではないですよ。

 ……

 ……

 そもそも――
 この話――

 女と男で、出発点が違ってきます。

 ……

 ……

 エロを――
 女は、まずは、

 ――汚らわしい! いかがわしい!

 ってな目で突き放しますが――

 男は、

 ――オレ、ヘンタイか? こんなもんに興味もつなんて、オレ、おかしいのか?

 ってな心で向き合います。

 つまり――

 エロってものを――
 女は、自分の心から、ある程度は分離できるんだけど――

 男には、それが無理――

 気づいたら――
 もう自分の心の奥深くに巣くってる――

 それが――
 男にとってのエロなんです。

 ……

 ……

 京子さんは、こう見えても、一応は女だから――(w

 このお母さんの感覚は――
 もちろん、それなりに、よくわかるんですが――

 ……

 ……

 でも――

 やっぱり――
 ビジネスって――

 キレイごとじゃ済まないところが、あるわけじゃないですか。

 背に腹は代えられないってヤツ――

 ……

 ……

 そうした中で、

 ――エロは超カネになる!

 って云う厳かな現実(?)……がある、と――

 例えば――
 超大作アニメで勝負に出て、大コケしちゃった制作会社を――
 1本のエロ美少女アニメが救った、なんて話はゴマンとありまして――

 少なくとも、殿方に限っていえば――
 エロ・コンテンツに対しては、財布のヒモが超ゆるいんであります。

 何を隠そう――
 今、京子さんが専業主婦やってられるのは――

 もちろん、旦那さんの稼ぎに恵まれたってこともあるんですが――

 やっぱり、20〜30代のとき描いてたエログロなマンガによる蓄えのおかげなんですよね。

 京子さん――
 多くの殿方に潤わせてもらいました。

 ……

 ……

 あ!

 潤わせてもらったって――

 財布のことだからね!

 アソコのことじゃないからね! いいわね!

 ……

 ……

  w w w

 ……

 ……

  草 草 草

 ……

 ……

 ……

 ……

 とにかく――

 そうした“エロに財布は緩む”という殿方の特性を存分に活かしたビジネスをしない――
 という手はない、と――

 とくに、アニメとかゲームとかの制作系ビジネスでは――
 ハイリスク・ローリターンがデフォルトですから――

 そこへ行くと――
 エロ・コンテンツっていうのは、まさにローリスク・ハイリターンの魔法の小づちですからね。

 ……

 ……

 っでもって――

 自分の心の奥深くに、すでにエロを内包してしまってる男の制作スタッフたちにとっては――

 この魔法の小づちを、

   振らない手はない

 んであります。

 その即断の俊敏性たるや――

 女の私たちには――
 とうてい、ついていけません。

 ……

 ……

 もちろん、京子さんは――
 10代の頃からエログロなマンガなんかを描いてて、悦に入っておりましたから――

 女の中では、かなり、ついていけてる方だとは思いますが――

 ……

 ……

 それでも――

 正直いって、
(青息吐息で、なんとか辛うじて着いていくのが、やっと……)
 なんでありますよ。

 はっきり云って――
 殿方たちの抱く“エロが自分の心の奥深くに、すでに内包されてた感じ”って云うのは――

 京子さんには――
 さっぱりわかりません。

 ……

 ……

 女にとって、エロっていうのは、

 ――獲得するもの

 だと思うんですよね。

 体験し、学習し、経験するもの。

 ……

 ……

 こう云っちゃあ、なんですが――

 ある種、教養の一種……みたいな?(w

 ……

 ……

 いや――

 学識って云ったほうが、いいかもしんない(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 とにかく、女にとっては、

 ――エロは学ばないと、わからない。さもないと、いつまで経っても、自分の心の外にある。

 ってな感じです。

 ……

 ……

 ……

 ……

 そんなわけなんで――

 そのお母さんの「うちの息子には、エロ・ゲーなんかを仕事にしてほしくない」って云うのは――
 エロを獲得し損ねた女性――あるいは、獲得することを拒んできた女性――の本心なんだと思います。

 ……

 ……

 ぜんぜん珍しくはありませんよ。

 むしろ――
 エロを獲得しちまってる女のほうが、たぶん珍しい(w

 京子さんなんか、その典型――

 まさに珍獣ですわ(w

 ……

 ……

 せっせとエロを体験し、学習し、経験していった結果――

 がっちりエロを獲得しちまいいました。(w

 ……

 ……

 京子さん、42歳、一児の母――

 獣欲まみれの四十路おんな――(W

 ……

 ……

 女なのに珍しく獣欲まみれだから、“珍獣”……(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 おあとがよろしいようで……(w

 




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(あと10年くらいして、うちの小セガレが『京子さん日記』を目にする日が、恐くもあり、楽しみでもある京子さんに愛の手を〜)

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