2017/8/31

 この前――
 うちの小セガレと一緒に――
 NHK教育の子供向け昔話の番組をみてたら――

 妙にエロい『桃太郎』がやってて――

 ちょっと焦りました。

 その番組は、シリーズものでして――
 有名な俳優さんとかタレントさんとかが、基本的には一人芝居で、定番の昔話を語ってくスタイルなんですが――

 『桃太郎』では、なぜか、かなりナマめかしい女のコが一人芝居をやってて――

 もうね。

 性倒錯の色気が全開――(苦w

 ひと昔前にマル太くんが力説してた、

 ――白拍子の色気

 ってやつ――

 ……

 ……

 その女のコ、吉岡里帆さんっていう20代前半の女優さんらしいんですが――
 桃太郎のサムライ装束が、ちょっと違った意味でハマりすぎでした。

 あれ、直垂(ひたたれ)っていうんですか?

 ……

 ……

 (いや〜。子供番組で、こんなとこ狙っちゃいかんだろ)
 って――
 マジ思いましたよ。

 ……

 ……

 ……

 ……

 それとも――

 ……

 ……

 私のエロ的センスがおかしいのかな?

 ……

 ……

 ……

 ……

 ちょいと気になったので――

 一応――
 サンキっちゃんにメールして――
 彼のエロ的センスで照合してもらったところ、

 ――う〜ん。わからんでもないけど、個人的にはイマイチ

 っていう返事だった(w

 ついでに――
 うちのダンナさんに確認したところ、

 「よくわかんないな〜」

 ……

 ……

 さらに――
 うちの小セガレにも確認したところ、

 「ぅおぉ〜!」

 ……

 ……

 おそらく――
 ぜんぜん、わかってない様子……(苦w

 ……

 ……

 ……

 ……

 と云うわけで――

 私のエロ的センスに、ちゃんと賛同してくれたのは――

 30代真っ盛りの――
 私の愚弟だけでございました。

 「うん。ふつうに、かなりエロい」
 だって――(w

 ……

 ……

 あ――

 マル太くんには――
 まだ確認してないですけど――

 ……

 ……

 どうですか、マル太くん?

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 で――

 このエロい『桃太郎』をみてて――
 ふと思い出したんですが――

 ……

 ……

 今から7〜8年くらい前に――
 某同人誌の誌上覆面座談会企画で、

 ――とどめを刺される戦闘ヒーロー&ヒロインは、なぜ、かくもエロいのか。

 っていうテーマで――
 かなり真剣に議論したことがあって――

 ……

 ……

 まあ――

 世の中的には、かなり、ど〜でもい〜テーマだと思いますが――(w

 私たちエログロ漫画で稼がせてもらってる立場から云うと――
 それなりに奥深い問題でして――

 ……

 ……

 有名なところでは――

 初代ウルトラマンですね。

 いわゆる『ウルトラマン』シリーズの1作目の最終回で――
 ゼットンという怪獣と闘って倒されたウルトラマンは――

 当初の編集では――
 カラータイマーを踏み潰されて、無残にとどめ刺される――
 って云う流れになってたのを――

 そのシーンを放映前にチェックした偉い人が、

 ――こんなもの、全国のお茶の間の子供たちにはみせられん!

 となって――

 結局――
 ウルトラマンがとどめを刺されるシーンはお蔵入りとなってしまった、と――

 ……

 ……

 問題なのは――

 その偉い人が、なんで、このシーンをお蔵入りにさせたのかで――

 ……

 ……

 いくら子供向け番組とは云え――
 『ウルトラマン』は、あくまで戦闘の物語であり――

 当時、まだ本物の戦争を見聞きしてて――
 実際に戦争に参加してきた人たちが世の中に大勢いて――

 そういう人たちにしてみたら――
 戦闘っていうのは、勝つばかりじゃなくて、負けることもあるんだって――

 だから、戦闘っていうのは、常に惨たらしいもので――
 だから、避けられる戦闘は、ぜったい避けなきゃいけないんだって――

 そういう――
 とても大事なことを子供に伝えようと――

 あえて、ウルトラマンがとどめを刺されるシーンを――
 全国のお茶の間に届ける大義名分は十分あったはずのに――

 ……

 ……

 なぜ、それをしなかったのか――

 少なくとも――
 脚本家は、そういうメッセージを込めてたはずですよね。

 ……

 ……

 ……

 ……

 私たちの答えは――

 とどめを刺されるウルトラマンが、期せずして、むちゃくちゃエロティックになっちゃったから――

 ……

 ……

 正義のヒーローが殺される惨たらしいシーンだから待ったがかかったんじゃなくて――
 青少年の性教育の観点から深刻な問題があったから待ったがかかったんじゃないか――

 って云う説なんですよ。

 ……

 ……

 これは、まあ、ほんの一例でして――

 子供向けの戦闘ヒーローや戦闘ヒロインっていうのは――

 昔から――
 なぜか、たまにとどめを刺されることがあるわけですが――

 ……

 ……

 それが――

 どれも、むちゃくちゃエロいんですよ。

 ……

 ……

 もちろん――
 戦闘ヒーローのほうは、主に女性ファンが鋭敏に反応し――
 戦闘ヒロインのほうは、主に男性ファンが猛烈に反応してるわけですが――

 そう云った性差を越えて――

 戦闘ヒーロー&ヒロインがとどめを刺されるシーンって云うのは――

 なぜか、むちゃくちゃエロい、と――

 これは、いったい、なんなのか――
 って云うね。

 そういう問題意識でございます。

 ……

 ……

 ……

 ……

 戦闘ヒロインのほうは、わりと分析が進んでいて――

 曰く、

 ――ファンは、戦闘ヒロインの物語で、自分を悪役側になぞらえて楽しんでいる。

 と云う仮定をもうければ、矛盾なく説明ができるよ、と――

 つまり――
 戦闘ヒロインがとどめを刺されるときは――
 自分が、まるで戦闘ヒロインとセックスして絶頂の射精感に達してるかのようなんだ、と――

 そういう解釈ですな。

 ……

 ……

 これに対し――
 戦闘ヒーローのほうは、もう少し複雑でして――

 たぶん――
 性倒錯的な要素も少なからず入ってきてるから――

 そのエロティズムに普遍的な価値をもたせるのは――
 ちょっと簡単じゃなくて――

 ……

 ……

 でも――

 私は、基本的には、同じ構図だと思ってる。

 つまり、とどめを刺される戦闘ヒーローがエロいのは――
 女性がセックスで感じるオルガスムスと同根だろう、と――

 そこに、“ヒーローの女体化”って云う性的倒錯が加わってくるから――
 一見わけわかんないエロになってんだけど――

 でも、まあ――

 基本的な構図は、単純にオルガスムスだろう、と――

 ……

 ……

 ……

 ……

 以上――

 いろいろゴタクを並べましたけど――

 そんな難しい話じゃないですよ。

 ……

 ……

 例えば――

 さっき私が云った女優さんの演じる桃太郎が――

 鬼が島の鬼退治に失敗して――
 逆に、鬼の大将にとどめを刺されちゃうところを妄想してくださいな。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ね?

 エロいでしょ?

 ……

 ……

 理屈を超えたエロさでしょ?

 

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……

 もちろん――

 子供向けだし――

 NHKだし――

 『桃太郎』だから――

 そんなシーンは――
 ぜったい放映されっこありませんが……!(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 しかし――

 エログロネタで百戦錬磨の京子さんに――
 ここまで抑制の効いた妄想をさせるとは――

 恐るべし、NHK教育の創造性!

 ……

 ……

 あ――

 今は「Eテレ」って云うのか――

 ……

 ……

 ま――

 どっちでもいいよ。

 どうせ――

 品性下劣な京子さんによる――
 品性下劣な妄想の話だからな……(w

 

京子さんの追伸

 え?

 なに?

 日本、サッカーワールドカップ出場、決定したの?

 ホームでオーストラリア代表を相手に 2-0 ?

 マジ?

 ……

 ……

 京子さん――
 きょうは、てっきり負けるか、良くて引き分けだと思ってたよ。

 ……

 ……

 強いんだか弱いんだか――
 わけがわからん、ハリル・ジャパン――

 8.31. pm 10:58, 記




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(子供のころ 戦闘ヒーローになりきって とどめを刺される夢を 何回かみた京子さんに愛の手を〜)

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