2014/3/31
佐村河内ゴーストライター事件のあとは――
STAP細胞・小保方ショックというのが、ありました。
最近の日本は――
何かと騒がしいことで……。
……
……
まあ――
ウクライナ（ロシアのクリミア併合＆美人すぎる検事総長）とかマレーシア（旅客機の失踪＆機長が自殺を図った説）とかよりはマシですが……。
……
……
……
……
とにもかくにも――
そんなこんなで――
月日はアっという間に過ぎ去って――
はやくも年度末でございます。
……
……
あすから４月――
あすは４月１日――
……
……
エイプリル・フールですね。
……
……
んでもって――
どういうわけか――
あすSTAP細胞問題で最終報告というのが、あるそうで――
理研（小保方さんが所属してる研究所）が記者会見やるそうです。
……
……
まあ、それ自体は結構なことですが……。
……
……
よりによって、なんであす（エイプリル・フールの日）なんだろうね。
別に、わざわざぶつけてこなくてもよくね？（ｗ
……
……
まったく――
何を考えているんだか、理研の人たちは……。
……
……
もしかして――
機先を制そうということなのか。
よそがエイプリル・フールにかこつける前に、まず自分たちでかこつけてしまえ、と――
……
……
たしかに――
どっかの雑誌とか新聞とかが、
――やっぱりホントだったSTAP細胞！
みたいな見出しで娯楽記事を組んだりする可能性はある――エイプリル・フールにかこつけて――
……
……
もちろん、エイプリル・フールに絡めない純粋の報道なら、何の問題もないですが……。
たぶん、きっと、そうじゃないだろ。
……
……
例えば、
――STAP細胞、ドイツの研究グループが再現！ 小保方さん、今年のノーベル賞の有力候補に！
とかって銘打って、
――実はエイプリル・フールです〜（えへえへ
で逃げる娯楽記事とかね。
……
……
さすがに、それは、ちょっとね。
ＮＧでしょう。
……
……
……
……
とは云え――
小保方さんに対するマスコミの人たちの手のひらの返し方って云ったら、なかったね〜。
――日本人女性初のノーベル賞か！
とか、
――あのiPS細胞より有望な新技術！
とかって持ち上げといて――
いきなり、
――STAP細胞、追試で確認されず。ねつ造か
とか、
――画像を使いまわし？ 無断引用？ 「未熟な科学者」と断罪
とかって叩き始める――
一見、冷静かつ客観的に報道してるように見せかけて――
実は容赦なく叩いてる――
こわいよね。
こわい、こわい。
ああ、こわい――
……
……
げに恐ろしきは、人の心の移ろいなり。
……
……
……
……
もちろん――
当のマスコミの人たちにとっては、
――自分たちの仕事をしただけだ。
とか、
――求められた情報を伝えただけだ。
とかってことなんだとは思いますが――
……
……
……
……
どうなのかな。
……
……
まあ……
小保方ショックについて云えば――
叩くのはいい――
というか、仕方ない。
そう思う。
だって――
それだけの疑惑が実際に出てきてるから――
むしろ、そんな疑惑を残らずスルーされるほうが、よっぽど怖い――
けど――
……
……
叩く前にヘンに持ち上げたよね。
――リケジョの星、女子力も高い女性科学者30歳
みたいな――
……
……
あれは、よくなかったよ。
っていうか――
やりすぎた。
……
……
だいたい、科学研究に女子力、関係ないし――
もちろん、男子力も関係ないし老人力も関係ない。
……
……
そもそも――
科学研究の真価って、論文掲載で定まるもんじゃないんでしょ？
論文掲載の後、何年もかけて他の科学者たちによって繰り返し検証され、継承され、発展されて初めて定まるもんなんでしょ？
そういう事実背景くらい、ちゃんと調べてから報道してくれよ。orz
マスコミだって、プロでしょう？ orz
……
……
……
……
まったくもう……。
……
……
何はともあれ――
きょうのところは、あすの理研の最終報告とやらを待ちますか。
出ましたね。
理研の最終報告が――
――小保方氏が不正を行ったと認定する。
という内容――
ただし、小保方さん本人は、この認定を不服としている模様――
……
……
（いやに、あっさり「認定」だな〜）
と云うのが、京子さんの率直な感想――
……
……
なんか気になったので――
理研の調査委員会とかいう人たちの発表内容とか記者会見の一問一答とかを一応はチェックしてみた。
……
……
その結果――
（なんで、これで「認定」なわけ？）
というのが、ホントに正直な気持ち――
少なくとも推定無罪の立場にたてば――
せいぜい「不正がなかったとはいえない」くらいしか云えてないんじゃないでしょうか。
だって、不正をしたっていう確実な証拠が出てきたわけじゃなく――
本人も「不正をした」とは、いっさい認めてないわけだしね。
ということは、つまり――
今回、理研の調査委員会の人たちは推定無罪の立場にはたってなかったってことか。
そういうことなら、まあ、わかるけどね。
……
……
なら、最初から調査委員会なんて、いらなかったようにも思うけど……。
どっちにせよ――
これで、小保方さんの肩を持つ人は、けっこういなくなりそ。
かく云う京子さんも――
ほぼ無理――
たしかに、理研の調査委員会の最終報告は「不正がなかったとはいえない」が正しいとは思うんだけど――
それは、つまり「不正はあったかもしれない」ってことだから――
やっぱ、どうしても肩を持つ気はなくなるんだよね。
あ〜あ、「不正があったとはいえない」だったら、よかったのに。
4.1. pm 7:54, 記