2012/4/29

 この前、久しぶりにサンキっちゃんと会って飲んだんですよ。

 そうしたら、
「ねえ、きょうこりん。結婚しない?」
 だって――

 思わず絶句してしまった。

 そうしたら、間髪いれずに、
「ウソだけど……」
 だって――(w

 まあな。

 そうだろうと思ってはいたけれど――
 まさか、本当にそうだとは思わなかったので、不意を突かれた京子さんでした。

 もちろん――
 私からの返答は、
「(結婚しても)いいよ――ウソだけど……」
 です。

 いや――
 実を云えば、そう巧くは切り返せなかった。

 サンキっちゃんの「ウソだけどプロポーズ」の毒気にあてられて、不覚にも動揺してしまった(ww

 ……

 ……

 ウソだけど……

 ……

 ……

 これ、キリなくね(W

 ……

 ……

 ……

 ……

 でも――
 このときのサンキっちゃん――
 ちょっといつもと違ったんだよね。

 まあ、例によって、東京のアキバの飲み屋でしゃべくったんだけど――
 いつものサンキっちゃんトークが、鳴りをひそめていた。

 ビール・ジョッキを片手に、
「あのさ〜、きょうこりん」
 とサンキっちゃん――

「うん、なあに」
 と問い返す私――

「最近さあ、オレ、移ったのよ」

「ふう〜ん。どこへ?」

「だからぁ……、移ったのよ」

「だから、どこへ?」

「どこって……、そうやね〜(ふうっと一つタメ息をついて)強いて云えば、穴蔵みたいなとこなのよ」

「へ〜、そうなんだ〜。穴蔵って、どんなとこだった?」

 ……

 ……

 何がなんだか、わけわからんまんまの京子さん――

 ……

 ……

 実は、サンキっちゃんの云う「移った」というのは――

鬱った」なのでした(w

 ……

 ……

 それじゃあ、わかんねえよ、サンキっちゃん――
「鬱になった」んなら、ちゃんと「鬱になった」と云ってくれなくちゃ。

「鬱った」じゃな、紛らわしいでしょ。

 ……

 ……

 って、散々お説教してあげたら――

 なぜか元気になって帰っていってくれた(w

 そんなサンキっちゃんの背中をみて、私も何だか嬉しかったりして……。

 お説教されて喜ぶなんて――
 サンキっちゃん――

 もしかして、マゾ?

 そして――
 私は、サド?(w

 ……

 ……

 ……

 ……

 まあ、サドでもマゾでもいいんですが――(w

 京子さん的には、鬱っちゃった人の気持ちは、なんとなくわかるので――
 それなりに親身になって接してあげたいとは思ってんだけど――

 サンキっちゃんが相手だと――
 なぜか、お説教くさくなってしまう京子さん――

 きっと、サンキっちゃんのひょうたん型のお顔から、

 ――ちゃんと説教してほしいのよ。

 みたいなオーラを無意識に感じ取ったのかな(w

 ……

 ……

 念のために云っときますが――

 鬱った人にお説教なんか、絶対しちゃいけませんよ。

 そんなことしたら、ふつうは、もっと鬱っちゃうからね。

 ……

 ……

 あ――

 サンキっちゃんは、ふつうじゃないので……(ww

 ふつうじゃない大学に入って、ふつうじゃない仕方で大学を出て(中退して――
 ふつうじゃない業界に入って、ふつうじゃない仕事をやっているから……。

 こんなことを云うと――
 あとで必ずマル太くんに、

 ――京子さんだって、全然ふつうじゃないじゃん!

 って云われるんだけどね。

 ……

 ……

 たしかに……(w

 ……

 ……

 え?

 どういうことかって?

 ……

 ……

 それは内緒――(w

 サンキっちゃんがふつうじゃないなら、私もふつうじゃない――
 とだけ云っておこう(w

 私だって、一応は、ふつうじゃない業界で、ふつうじゃない仕事をやってはいるからね。

 ふつうの業界で、ふつうの仕事もやってるけれど……。

 ……

 ……

 ……

 ……

 そうそう。

 最近、京子さん、マル太くんに褒められています。

 曰く、
「ここんとこの『京子さん日記』、ずいぶんと品位が保たれてるよね……」
 と――

「……数年前までは、あんなに猛烈に品位を落としまくってくいたけれど……」
 と――

 ……

 ……

 あははのは〜(w

 それは否定しないよ(w

 けど――
 云われっぱなしではガマンできない京子さん――

「だって、品位を下げるほうがアクセス数は上がるんだもん♪」 ←事実です
 と抗弁すると、
「それだと、ホームページ全体では、アクセス数が下がるんだよね〜」
 と、マル太くん――

 ……

 ……

 あら――
 そうだったの?

 知らなかったわ〜(w

 ……

 ……

 まあ、いいじゃない。

 マル太くんだって――
 ひと昔前まではアングラでエグい小説、いっぱい書いてたじゃない(w

 ……

 ……

 あ――
 こういうバクロ話するから、いけないんだね。

 わかったよ。

 ごめんよ、マル太くん――

 そうだったね。
 ここは、ひとつ紳士淑女協定をしっかり結んでおこうじゃないか。

 私だって、実はマル太くんにバクロされたら困る話が、いっぱいあんだよな〜(w

 それ、ちゃんとバクロしないで黙ってくれているマル太くんは、たしかに立派です。

 ありがと〜、マル太くん――
 あんな話とか、こんな話まで、黙っていてくれて〜♪




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マル太くんとバクロ合戦になったら、多分けちょんケチョンにやっつけられちゃう京子さんに愛の手を〜)

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