2009/7/23
え〜え〜、突然ですが――
皆さんは、
――別れ際に握手する奴とは二度と会うな
って言葉をきいたことあります?
たぶん、
――あらたまって別れの挨拶を交わすときに握手を求めてくるような奴とは、再び会う必要はない。
っていう意味だと思いますが――
この前、この言葉を飲みのときにマル太くんに云ったら、
「ええ〜、マジかよ〜」
って目をひんむいていましたよ(w
ずいぶんな驚きようだったんで、わけをきいたら、
「だって、この前、アニリンくんと握手しちゃったよ〜」
だって――
なるほど――(w
あ――
アニリンくんというのは、マル太くんのホームページで小説を載せてる「Mr.アニリンくん」のことです。
ここ6年くらい、ずっと仙台に住んでたけれど――
今年の4月で社会人になって、仙台を離れたんですね。
で――
その別れ際に、思わずアニリンくんに握手を求めちゃった、と――
それがマル太くんには、ちょっとショックだったみたい(ww
「ヤバいな〜。もう2度と会ってくれないかもな〜」
って云うから、
「そうだね。 もう2度と 会ってくれない かもね」
って云ってあげました(ww
……
……
そうです。
私がマル太くんを虐めることも、たまにはあるんです。
いつも虐められっぱなしなんではありません(w
で――
マル太くん、この「別れ際に握手する奴とは二度と会うな」に、かなり興味がわいたらしく、
「なんでそう云うわけ? 根拠は?」
みたいにきいてきた。
さすがは、へ理屈マル太くん――
そういうモードに入ったマル太くんは、相手をしないに限ります。
だって、あとあとメンドーだから――(w
よって、
「さあ、わかんな〜い。自分で考えたら――」
って云ってあげました。
……
……
だって、ホントにわかんないんだもん。
実は、これ――
新書のタイトルなんですよ。
TADANAGA って人が書いたヤツ――
『別れ際に握手する奴とは二度と会うな』(ビジネス社、2009年2月発行)
ま――
新書って云っても、文字はゼンゼンなくて、どのページもスカスカで――
真ん中のほうに、やけに挑戦的な格言みたいなのが書いてあるだけ――
その格言の理由や根拠は無し――
ただの云いっぱなし――(w
(これで新書か?)
って感じ――
まるで、
――ぼったくりバー(by 大阪府知事@直轄事業負担金問題 風に)
みたいな新書です。
まあ――
各ページの飾り付けのイラストは凝ってるけどね。
で――
この本のネット評とかをみてみると、
――上から目線でモノを云いすぎ
とか、
――これを読んで腹を立てるヤツは負け組だ。
とか、
――えげつない勝ち組が自分を正当化できる本
とか、色々ある。
どれも当たってる(w
たぶん、この TADANAGA って人は――
自分を「勝ち組」と思ってんだと思う(w
プロフィールも、それなりに毒がありますよ(w
東京都生まれ
東京大学(学部は秘密)を卒業後、大手金融機関へ
現在は某外資系企業にて上級マネージャー職
趣味は読書、ジョギング、ブログ
だって――
ね?
「東京大学」とか「外資系」とか「上級マネージャー」とか、いろいろと毒があるでしょ?
その割には趣味がふつうなのね。
「ヨット」とかにしておこうよ(w
けど、「学部は秘密」って何だよ(w
たぶん、出身学部を書いちゃうと、すぐに誰だかわかっちゃうってことなんだろうけど――
ってことは――
およそ金融機関になんか就職しないような学部の出身なんでしょう。
理工系の学部かな。
けど――
サンキっちゃん、曰く――
東大の場合、理工系の学部から文系みたいな就職をする学生は、そんなに珍しくないらしい。
何を隠そう、サンキっちゃん自身がそうだから――(w
たしか、理1か理2に入ってたはず――でもって、いかがわしい雑誌の編集者やってる(w
卒業はしてないけれど――(ww
っていうか――
たぶん学部に進級すらできていないけれど――(www
で――
話を戻して――
東大で、理工系の学部から文系に就職するのがそんなに珍しくないなら、なんで「学部は秘密」なのか。
よっぽど「ありえない学部」ってこと?
……
……
……
……
医学部とか(笑
……
……
まあ、世の中には、強烈な個性の人もいますからね。
京大の医学部からプロ・ボクサーになった(or なろうとした)人がいたらしいですから――
東大の医学部から金融マンになったって、ゼンゼンふしぎなはない、と――
しかし――
この TADANAGA って人、いったいどんな人なんだろう?
けっこう私がイラっとくることも書いてるんだよね。
例えば、
年収700万円以下の男と結婚するな
年収500万円以下の男とセックスするな
年収300万円以下の男と食事に行くな
みたいな――。
……
……
おい、おい――
ちょっと、ちょっと――
ここまで女をナメた話もないだろ。
いいか!
女が男をカネで判断すると思ったら……
……
……
……
……
大正解 です。orz
……
……
やっぱカネは大事だ〜。orz
……
……
愛があればカネなんて――なんて大ウソ――
カネがあれば愛なんて――ならホントかも(爆
……
……
悲しいけど、これ 銭争 なのよね〜。
by スレッガー中尉@ファースト・ガンダム 風に
註:スレッガー中尉…アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する架空の人物。戦闘パイロット。「悲しいけど、これ戦争なのよね」の台詞で有名。
……
……
いやいや――
もちろん、これは京子さんの個人的な意見でございまして――
世の中の女が、全てそう考えているわけではありませんことよ。
でも――
おカネのことは断じて甘くみれない。
これは、まともな結婚を考えてる女たちの唯一の総意と思われます(w
……
……
いや〜、ところで、この TADANAGA って人、意外と女に手を焼いたのかもね。
仕事では勝ち組だったけど――
恋は、なかなか勝ち組になれなかった、と――
カネが目当ての女に何度も引っ掛かって、ヒドい目にあった?(w
だから、
――女はカネ重視
みたいな発想が固まっちゃった、みたいな――(w
あるいは――
逆に、自分の惚れた女が、なかなか振り向いてくれなかった!
恋は盲目――
バンバン札束攻撃をしかけても、ゼンゼン難攻不落の要塞だった、と――
あ〜!
そっちのほうが、断然ありうるかも――
それで、
――女は男を黙ってカネで選んでりゃいいんだよ! どうしてわからないかな〜!
みたいな発想に凝り固まってしまった、と――
……
……
けどね――
どんなにカネがあったって、男として見れなかったらダメなんだよね。
カネがあれば愛なんて――っていうのは、ごく少数派でございます。
あしからず――
……
……
いや〜、それにしても――
いま思ったんだけれども――
この TADANAGA って人、ホントに男か?
……
……
たしかに、「TADANAGA」って云われれば、「藤原忠長」みたいな男の人を思い浮かべるけれど――
もしかしたら、「忠長紀香」みたいな女かもしれないし――(w
……
……
う〜む。
この本――
もしホントに女が書いたんだとしたら、けっこうスゴいかも。
んでもって――
「趣味は読書、ジョギング、ブログ」なんでしょ。
ファンになってもいい(w