2008/8/21
タイブレーク って――
あれ 野球か？
……
……
京子さん、おおいに疑問だよ。
あれは野球以外の何かだろ……。
……
……
だって、ノーアウト1、2塁からプレイ再開って、いかにも変なんだもん。
マル太くんも云ってましたが――
ノーアウト1、2塁とか、それに準じるビッグ・チャンスを、どうやって作るかが野球の醍醐味なのであって――
最初から、そんなビッグ・チャンスが与えられていたのでは、野球は半分以上は終わってるわけで――
せめて、ソフトボールのタイブレークみたく、ノーアウト2塁からやるとか――
あるいは、ワンナウト2塁からやるとかね――つまり、ノーアウト1塁から送りバントが成功したっていう段階からやる――
ワンナウト2塁からってのは、マル太くんのアイディアですが、けっこう面白いと思う。
アウトを2つとればいいので、守るほうも損した気分にはならないし――
ノーアウト1、2塁なんて、ありえんでしょ――そんな特殊すぎる状況――（呆
まあ、今さら云ってみても始まりませんがね。
北京オリンピックでは、ノーアウト1、2塁からのタイブーレクでやるルールになっていますから――
条件は相手も同じですし――
……
……
いや〜、しかし、星野ジャパン――
どうもリズムが悪いね。
4勝3敗――
キューバ、韓国、カナダ、アメリカと、十分に警戒していたはずの4チームには、1勝3敗と負け越しました。
北京入りの前に、パ・リーグ選抜やセ・リーグ選抜との強化試合で負けた時のままに、いや〜な感じで、ここまできております（苦笑
少なくとも「日本最強チーム」の呼び声には程遠い――
昨日のアメリカ戦について云えば――
マイナーリーガ相手に10回の裏までやって無得点とは、どういうことよ。
捨てるもオッケーの予選最終戦で、タイブレークの4失点というのは、ある意味、しょうがないとしても――
タイブレークまでに1点も奪えなかったというのは、かなりヤバいです。
せっかく投手陣が踏ん張ってるんだからさ。
まあ、星野さんの戦略家としてのセンスに、日本野球界は全てをかけたわけですから――
もし、星野ジャパンが「日本最強」でないのなら――
それは、星野さんを起用した日本野球界の問題です。
星野さんの責任ではありませんが――
しかし――
星野さん、戦術が不得意なのはわかりますけど――
だって、日本シリーズを制覇したことがない監督さんなんで――
あ、「戦術」ってのはゲーム運びのことですよ、念のため――
けど、得意の戦略でつまずくっていうのは、いただけないですね。
あ、「戦略」ってのはチーム作りのことですよ、念のため――
もちろん、星野さんおよびそのスタッフは、このチームが「日本最強」だと考えてるわけですが――
けど――
今の時点では、星野ジャパンが金メダルを取る確率は4分の1を大きく下回っているでしょう。
仮に、明日の韓国戦は何とかなったとしても――
明後日のキューバ戦もしくはアメリカ戦では手痛目にあっちゃいそうです――5〜6点差で負けるとかね。
メンタル的に、ボロボロ崩れそう。
実際に何度か崩れてるし――北京入りした後でもね
それにしても星野さん、もう少しユーモアが欲しいな。
だって、代表チームの監督が、
――くぅおらぁ！ 村田！ しっかり打たんかいぃ！ ベンチに戻すぞぉ！
ってドスのきいた声で云ってたら、感じ悪いでしょ。
代表選手は子飼いの子分じゃないんだから――
（オレって、あの人に迷惑かけちゃってる）
みたいに自分を責めるじゃん。
でも、長嶋さんみたく、
――う〜ん、どうしたんだ、村田、ダメだ、あれじゃ打てない、う〜ん。
って甲高い声で云ってたら、なんか笑えるでしょ。
（あ。長嶋茂雄がオレのことで悩んでる）
みたいに客観視できるじゃん。
そこなんだな、長嶋さんと星野さんとの違いは――
というわけで――
星野ジャパンは、いまいちの結果を残して、北京を去るハメになりそうな気がしています。
メダルなしもありえるんじゃね？
まあ、京子さんの予想が外れることを祈ってますが――
私の予想は、よく外れるんで――（笑
いや〜、ソフトボールの上野さん、すごいね〜。
2日で3完投ってどういうことよ。
しかも、うち2試合は延長戦――実質、4完投分だよ。
――上野、欲しいね。
って星野さんも――
まあ、気持ちはわかるけど――（笑
マスコミへのリップ・サービスは金メダル取ってからでいいからね♪
――ソフトボールに、運を全部もっていかれた。
とか愚痴らないように♪♪
今日はお昼に準決・韓国戦――
星野ジャパン、正念場――
なのに、京子さん、これから外出――
たぶんTV観戦できぬのだ（涙
2008.8.22 am 9:25 記
やれやれ――
ずいぶん派手に負けましたな、我らが星野ジャパン――
2-6 ですか。
今日は、京子さん、用事があってTV観戦をできなかったのですが――
それとなくケイタイで、随時、戦況チェック――
2-0 になったときには、
（お？ もしかして今日は楽勝じゃね？）
とか思ったしね。
それが、気付いたら 2-2 になっていて――
もう一度気付いたら 2-6 で試合終了――
（はあ？ 何が起こったの？）
って感じ――
用事を終えて、家に帰ってネットで試合展開をチェック――
ああ、スンちゃんにツーラン打たれたの。
あんなに絶不調だったのに？
G.G.がタイムリーエラー？
たしかに、あの人ならやっちゃいそう――日本野球から一番遠そうな人だから――
で――
京子さんの結論――
……
……
あれは自滅ですよ、自滅――
韓国に負けたというよりは、自分たちの心に負けた――
とにかく余計な点を与えすぎでしょ。
エラーも多いし――
あれじゃあ、韓国に失礼だよ、ホントに――
ロス五輪での金メダル・チームを率いたという監督さんの「これがプロか？」のコメントが全てを物語っていますね。
……
……
いつもは外れる京子さんの予想が、今日は当たっちゃった。
珍しいことがあるもんだ。
いや――
予想は微妙に外れてるんですけどね。
アメリカかキューバに負けるんじゃないかと予想してたら、韓国に負けたし――（苦笑
5〜6点差で負けるんじゃないかと予想してたら、4点差で負けたし――（苦笑×2
まあ、いいや――
今さら何を云っても虚しいだけだから――
はあ〜。
2008.8.23, am 0:54 記
なんか、このままオリンピック観戦を終えるが悔しいので――
こんな時間まで夜更かしして、今日の韓国戦を録画放送で振り返ってみた。
やっぱり、4回裏のG.G.佐藤のエラーから、流れが向こうにいったね。
それまでは完全に日本の流れじゃん。
あとは、3枚ストッパーのうちの2人も、ぜんぜんストッパーになっていなかった。
1人目の藤川くんはコントロールがイマイチ――
ストライクとボールがハッキリしすぎてた。
球威がよくても、あれじゃあね。
2人目の岩瀬さんは、もう完全にダメなのかな、って感じ――
絶不調のスンちゃんに、あんなふうにスタンドにもってかれるとは――
全盛期は遠くなりにけり――
結局、星野ジャパンには「自信」が欠けていたのかな。
「自分たちのチームが日本最強だ」という自信――それがなかった。
実際、「最強」じゃなかったと思う。
もちろん、個々の選手の力は最強レベルではあったけれど――
チームとしては、二流だったかな。
ということは――
つまり、チームを編成し、指揮した人の問題だよね。
まあ、それは星野さん自身が一番わかってるとは思うけれど――
インタビューや記者会見での発言をみてれば伝わってきます。
それでも、私は星野さんが嫌いにはなれないんだけどもね。
たしかに、名将じゃないし――どっちかといえば、凡将だけど――（笑
でも、勇将ではあったかな。
選手たちも、決して弱卒ではなかったし――
「勇将の下に弱卒なし」ってね。
でも、名将じゃなかったんだ。
知将でもなかったんだ。
だから、負けたんだね――それだけのこと――
次のWBCや、2016年で野球が復活した場合の五輪では、名将もしくは知将に値する人を選ばないとね。
場合によっては外国人監督でもいい。
バレンタインとかヒルマンとか、日本人選手と相性のいい外国人監督が、現に実在したわけだからね。
ま、とにかく録画をみて納得したよ。
星野ジャパンは負けるべくして負けたね。
このチームは金メダルを取ってはいけなかった。
韓国チームのほうが、ずっと、それに相応しいーー
そういうことだったっていうこと――それだけ――
2008.8.23, am 3:34 記