2007/5/30

 マル太くんから、またも本を借りました。

 ―― スローセックス実践入門
      〜真実の愛を育むために〜 (講談社+α新書、2006年)

 っていいます。

 ……

 ……

 面白かった!

 ……

 ……

「スローセックス」って言葉は、前にもきいたことあった京子さん――
 意味も、だいたいわかってたけれど――

 実際に読んでみると、やっぱ違うね。

(うんうん、そうだよね〜)
 って、激しく感じ入ってしまった。

 ……

 ……

「スローセックス」っていうのはですね――

 要するに、

 ―― エッチするときはゆっくりと

 ってことですよ。
 そうすることで、

 ――自分たちの体に性エネルギーが充填されて――

 ……

 ……

 ―― ダムが決潰するような快楽 が満喫できる――

 んだそうです。

 ……

 ……

 ホンマかいな(笑

 ちょっと眉唾なんだけど、

(はあ、なるほど!)
 と思うこともあって――
 例えば、

 ――「前戯」ではなく「愛戯」だ!

 とかね。

 たしかに、「前戯」っていうと、佳境前の儀式みたいなもんで、あんまり重要じゃないみたいですが――
「愛戯」っていうと、なんかメチャメチャ重要そう(笑

 ついでにいえば――

 かなり エロっちい (笑

 他にも、ちょっと驚いたのには――

 ―― 男の射精はオマケである

 ってヤツ――
 たしかに、女の身から云わせてもらうと、

 ―― そうだよ ! オマケだよ

 って、声を大にして云い放ちたい。

 よくエロマンガとかで、男の射精と同時に感じちゃってる女のことなんかが描かれてますが――

 まあ、京子さんも、よく描くのですが……(笑

 ……

 ……

 ……

 ……

 ありえね〜

 ……

 ……

 あんな白濁の液体が入ってきたって、別に、どうってことないもん。

 固体なら違うかもしんないけれど――

 ……

 ……

 ゲル状とかね。

 ……

 ……

 ……

 ……

 しまった……。

 口がスベった。

 自粛コマンドが、きかなかった。

 ……

 ……

 とにかく――
 射精にこだわる男は困ったもんです。

 射精なんて、女には、どうでもいいんだから――

 むしろ、迷惑――(笑

 女としては、とにかく、ちゃんと気持ちよくさせて欲しいのさ――
 途中でやめたりしないでさあ――

 生煮え状態が一番困るんよね。
 一人で勝手にいきやがって――
 その後、勝手にスッキリ眠り始めるヤツとか――

 こっちは、ブスブスいってんのにさあ。

 ……

 ……

 お。
 だんだん、品がなくなってきたぞ。

 いい感じだ。

 京子さんの日頃のマンガのテイストに似てきた。
 ニュアンスは、かなり違うけど――

 註:京子さんのエログロ・マンガに笑いはない。「笑いはエロの敵だ!」がモットー

 ……

 ……

 ってなわけで――
『スローセックス実践入門』――

 なかなか、いい本です。
 興味のある方は、ぜひ――

 あるいは――
 最近、性技に自信が持てない方――とくに男子諸君――
 必読ですぞ。

 本当は、性技に自信過剰なヤツこそ読むべきなんだけど――
 自信過剰のヤツに勧めてもムダなんで、私は勧めません。

 あ。
 著者は、アダム徳永って人です。

 男性ですね。
 53歳か52歳の日本人――

 ――1954年、岐阜県に生まれる。

 とありますから――

 1988年にロサンゼルスでマッサージ・テクニシャンの資格をとられた後――
 マッサージを生業としているうちに、

 ――女性の体には計り知れない深い性感帯がある――

 ことに気づき――
「セックススクールadam」という学校を設立されたんだそうです。

 なかなかに面白い人ですよね。
 っていうか、正直な経歴というか――(笑

 こういうオジさん、私、嫌いじゃないのです。

 なんか、いいんですね――
 少し気取ってそうなところが――(笑

 覚えておこう――アダム徳永さん――

 ……

 ……

 ちなみに――
「徳永」ってのは、マル太くんの本名です。

 だから、マル太くん――
 あろうことか、

「これ、僕のペンネームだから ――」
 などと、ほざきやがった。

「ウソつけ! だって著者近影はロマンス・グレーのオジさんじゃん!」
 って反論したら、
「フェイクだよ、フェイク――僕みたいな学者崩れの名前で出したって説得力ないんだからさあ――」
 だって――

 け!

「じゃあ、この写真のオジさんは何なのよ?」
 って噛み付いたら、
「モデルさん」
「ウソばっか!」
「ウソじゃないよ。こんな人なら読者の心にも響くんじゃないかって、担当の編集者さんが――」

 ……

 ……

 ああ〜。

 うざ

 ……

 ……

 ……

 ……

 なんで、そんな手の込んだウソつくかね。

 ……

 ……

 もう、何も云いますまい――
 これが現実ですよ。

『道草日記』の筆者は――
 こんなことばっか云ってんすよ――私には――

 ……

 ……

 実を云うとね――

 京子さん、こんな本を、あのマル太くんが持ってたってことに――
 かなりビックリした。

 だって、マル太くんのキャラじゃないんだもん。

 マル太くんに「スローセックス実践入門」って、違和感ありまくり――

 もっと傲慢ヤロウなヤツだからさ、素のマル太くんは――

 あ。

 普通の人が抱くであろう違和感っていうのは、

 ――あんなオ堅い人が読む本じゃない。

 ってことでしょう――『道草日記』なんかから想像して、ね。

 けど、京子さん的は、小説書きのマル太くんも知ってますから――
 そんなとこでは驚かない。

 驚いたのは――

(ええ! マル太くんって意外に謙虚!)
 ってことでした。

 だって、マル太くん、

 ――ガハハハ !! オレ様の性技は抜群だぜ !! いかない女は どうかしてるぜ !!!

 とか本気で思ってそうなんだもん。

 たぶん、みんな、そう思うと思うよ――
 マル太くんの小説とか読んじゃうと――

 実際は、ちっとは謙虚なんだね。

 まあ「自信がない」とも云う(笑

 意外に、かわいい〜(ニンマリ

 ……

 ……

 ってなことを書くと――
 マル太くん、

 ――じゃあ今度どう? 一緒にベッドイン――

 みたいなギャグを、私には 云うのですよ。

 ……

 ……

 け!

 ……

 ……

 この際だから、ハッキリ云っとくけどね。 to マル太くん

 きみのそういうギャグって――

 ……

 ……

 ……

 ……  うざい から――

 ……

 ……

 ふつうに セクハラ だから――

 いい加減にしてよ。

 ……

 ……

 っていうか――

 ……

 ……

 他の女にも云ってみろ や。

 ……

 ……

 云えないくせに ――(ぷぷ



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(そんなマル太くんにも優しく手を差し伸べる京子さんに愛の手を〜)

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