2006/11/26
う〜。
風邪ひきました。
きっと、ダイエットのせいですわ。
ダイエットをやると、風邪ひきやすいって云いますものね。
体に必要なエネルギーを十分にはとってないから――
たぶん、免疫系までエネルギーが回らないのです。
……
……
何やってんだよ、私の体 !
甘えんじゃねえよ !
こういうときこそ、脂肪を切り崩せよ !
免疫系をバリバリ働かして、脂肪を吐き出させろや !
出し惜しみなんか すんじゃねえよ !
……
……
って、声を大にして云いたい。
とにかく――
頭は痛いし、ノドは痛いし、クシャミは出るは、鼻水は出るはで、大変です。
商売あがったり――ですわ。
とてもエログロっていられる状態ではございませんことよ。
というわけで――
仕事を中断してネット更新――
今日のお題は――
……
……
*
天使と悪魔バトンです。
ぽち(仮)さんから頂きました。
いつもサンクス! to ぽち(仮)さん
それではいってみよう――
天使と悪魔バトン!
*
Q1. 自分は天使と悪魔だったらどっち側?
え?
いきなり、どっちか選ぶの?
う〜ん。
……
……
……
……
悪魔 !
Q2. 天使と悪魔、味方にしたいのはどっち?
もちろん、悪魔 !
天使なんかクソ喰らえ!
Q3. 味方にしたら、どんなことを頼みますか?
天使のヤツらを ギッタギタにしてやって 下さい!
Q4. 最近、心の中で天使と悪魔が戦ったのはどんな時?
私の心の中に 天使などいない !
Q5. 自分の過去の悪魔的悪戯エピソードは?
山ほどあって答えられないよ!
Q6. 自分の過去の天使的親切エピソードは?
そんなものはない !
悪魔さんバンザイ!
Q7. あなたが、「まさに天使」だと思う人は?
悪魔さんを目のカタキにするヤツ!
Q8. 悪魔が望みを一つ叶えてやろう、何でも言ってみろ☆
天使のヤツを 思いっきり辱めてやって下さい 。
Q9をみると(↓)どうも天使は綺麗な女の子みたいなので、やりがいがありまっせ! グヘヘへへ――
Q9. 天使にはバレてるわよ! あの時、○○○したでしょう。ここで懺悔なさい。
うっせー!!
知るか、バ〜カ!!
おとなしく悪魔さんに犯されろ!
あ、抵抗はちゃんとしろ、じゃないと 面白くない から――
Q10. 天使っぽい人3人と、悪魔っぽい人を3人ずつ召還して、回してください。
アンカー宣言します。
*
……
……
いや〜。
どっちか選べって云われたら、そりゃ悪魔さんでしょう。
いつも悪魔さんサイドに立って、エログロ漫画を描いてるくらいですから――
んでもって、天使みたいな少女戦士を、アヘアへと云わせたり――(笑
徹底的に残虐――
鬼畜の域を越えている 。
血も涙もない冷徹エロ絵描き ――
っていうのが、京子さん(のペンネーム)に冠せられる形容詞です。
昔は、かなりマトモなものも描いていたのですが――
最近は、来ない――そういう注文が――
出版部のフトコロ具合もありますから、仕方ないですね。
ちなみに――
Q9の最後は、自分で書いてて笑っちゃった。
(これって、いつも私が編集に云われてることじゃん!)
って――
カネのためなら、何でも差し出す京子さん――
悪魔に魂を売りました。
*
そうそう――
この前、マル太くんが、わいせつ5連作とかやってたじゃないですか、『道草日記』で――
あれみて、ふむふむって、いくつか納得してたんですけど――
一番、うなずかされたのが、
――現実を持ち込むと、わいせつでなくなる。
ってヤツ――
たしかに、そうなんだよね〜。
それで思い出したのが、小山ゆうさんのマンガ『あずみ』――
いつだったか、上戸彩ちゃん主演で映画化されたヤツですね。
私、映画はみてないんで、ここで問題にするのは、マンガのほうです。
あずみっていう少女戦士が出てきて、それなりに色っぽい格好してて、それなりに危ない目にあってんだけど――
なぜか、エロっぽくないんだよね、『あずみ』って――
もちろん、絵はきれいだし、話もねられてて、マンガとしては凄いレベルの作品だとは思うんですが――
なぜか激しく先をよむ気がしない。
というわけで、京子さん、今はフォローもしておりません。
なぜエロっぽくないのかというと――
思うにですね――
人間を、きちんと描きすぎてんですね。
人間の良いところ、悪いところ、美しいところ、醜いところを全部――
それはそれで見事なんですが――
でも、そんな風に人間描写にリアリティを出されてしまうと、わいせつ心って、なかなか元気にならないわけですよ。
あずみが敵に捕まって、色々とオイタをされているシーンの前後で――
ふつうなら、ウハウハな状況(笑)なのに――
超シリアスな人間描写とかが出てくるんですよ。
例えば、
――今度、うちのオトウが、戦にいくんだ!
ってハシャぐ農民の少年が出てきたりする、と――
んでもって、オトウは、少年の目の前で、ただの雑兵の一人として、無惨に撃ち殺される、と――
懸命な形相で敵陣に向かって槍を突き出してるのに、敵陣に突く前に、鉄砲玉に殺されちゃう。
そんなシーンを、ヒロインのピンチシーンとかの前後に描かれたりしたら――
そりゃ、わいせつ心も萎えるってもんですよ。
だって、それが戦争中の人間のリアリティだから――
ごく当たり前の姿だから――
そのくせ、ヒロインあずみは全く痛い目にはあわないし――(爆
敵に捕まって色々とオイタはされるんだけど、なんやかんやと理由をつけて、女のミサオは守られるっていう不可解さ――
オトウが鉄砲玉に殺されちゃう世界なら、あずみは散々に陵辱されてブザマに殺されるでしょ――
だって、敵に捕まってんだから――
あずみは物凄く腕が立つ女忍者なので――
たぶん、両腕をもぎ取って何もできないようにしてから、ズッコンバッコンでしょうな!
もちろん、途中で失血死してしまわないように、もいだ腕の傷には焼きゴテを当て、とりあえずは傷をふさいで――
何時間かはもたせて――
その間も、ズッコンバッコンですわ。
んでもって、色々と秘密とかも聞き出しつつ、それでもズッコンバッコン――
最後は、やっぱり失血死して、おしまいという――
んでもって、連載終わりっていう――(笑
……
……
そうはならない理由は、簡単です。
作者の小山ゆうさんが、そうはしたくないから――
あるいは、編集サイドが、そうはさせたくないから――
ここにもリアリティが顔を出すんですよね。
さっきとは違う意味でのリアリティ――
要するにですね、『あずみ』は二重の意味でリアリティが強すぎんですよ。
人間をシッカリと描いてるリアリティと――
なぜか、ヒロインは本当の意味では痛い目にあわないというリアリティ――
こんだけリアリティが漂ってたら、もうダメですね。
エロくなるわけがない。
エロくするためには、もっと人間をイイカゲンに描いて、ヒロインを都合よく痛い目に合わせないと、いけないんですよ。
それがないから、エロくないわけですよ、『あずみ』は――
一見、エロいのに――
っていうようなわけで――
京子さんは、『あずみ』への敬意は持ってるものの、その先をよむ気は失ったのでした。
ちなみに――
その後の『あずみ』が、どうなったかは、ホントに知りません。
だって、今はフォローしていないから――(無責任
まだ連載は続いてるそうですが――
もしかしたら、今頃は本当の意味で痛い目にあってるのかも(笑
だとしたら、また、よんでみようかな(悪魔さん笑