2006/1/28

 メイド喫茶の女性店員を脅し、外に連れ出した男がいたそうですよ。

 昨日のネット・ニュースで流れておりました。

 ワイセツ目的だったそうで――
 ちゃんと逮捕されたようですが――

 多分、その女性店員――
 メイドさん衣装だったんでしょうね。

 それにしても、この犯人、実に不思議なことをしたもんです。

 女性店員は、あくまでメイド喫茶の中だから「メイドさん」なのであって――
 連れ出してしまえば、ただのフリーターだったりするのに……。

 ……

 京子さん的には、かなりハテナ( ? ? )

 ……

 ……

 ワイセツやるなら、店の中でやらなきゃ意味ないじ

 ……

 ……

 ……

     *

 私、仕事の関係で、よく電車に乗るのですが――

 いつも帰りの電車で一緒になるオジ様がいるのです。
 お名前も知らないし、お話したこともないし、お顔と乗車駅・降車駅以外は何も知らないのですが――

 そのオジ様が、ある方にそっくりなのでございます。

 その「ある方」というのは……。

 ……

 ……

 ……

 男優さんです。

 アダルトDVDの ――

 うちの愚弟が大好きなシリーズに出てくる男優さんなんですよ。
 いつもキレイなおネーさんたちを、

 ――VV(ブイブイ)

 云わせておられます。

 その男優さん――
 実務でも相当なやり手らしく、御自分が出演している作品の制作統括を兼ねておられるようなんですよね。

 いやあ、素晴らしい。
 何事も一流になるのは大変でございましょうから――

 もちろん、そんなやり手のオジ様が、宮城くんだりで電車に揺られてるわきゃないわけで――
 けど、最初に、おみかけしたときは、思わず、

  ( ゜д゜)え?

  (つд⊂ )ゴシゴシ

  (:゜д゜)うそ?

  (つд⊂ ) ゴシゴシ
    _, ._
  (;゜Д゜)ええ〜!

 ぽち(仮)さんところから一部、拝借(↑) こういうの、結構、好き――

 ……

 ……

 今度、サインもらおうかな。

 いや、明らかに人違いだから……。

 っていうか、人違いじゃなくても、サインはいいから……(と、一応、自分で突っ込んでおく)

     *

 今日は近所の本屋にいって、本を2冊ゲット――
 文庫本とマンガ本です。

 文庫本は、瀬戸内寂聴さんの『寂聴 般若心経――生きるとは』(中央公論新社)――

 マンガ本は、

 ……

 ……

 ……

 ……『闘うヒロイン 陵辱アンソロジー 闘姫陵辱 vol.10』(キルタイムコミュニケーション)です。

 ……

 ……

『般若心経』と『陵辱アンソロジー』――

 ――ひどい組み合わせだな〜 !!

 って云いますか?

 だって、しょうがないじゃん!
 どっちも必要なのだよ、いまの京子さんには!

「般若心経」は、マル太くんが「面白くてタメになる」って云ってたから――
 瀬戸内寂聴さんはイマイチ苦手なんですが、文章は読みやすいので、あっさり購入を決意――

「闘姫陵辱」は、

 ……

 ……

 ……

 ……やっぱ、これもマル太くんに勧められたから――
「だって、こういうの、京子さんの描く物語と、かぶってるじゃん」
 だって――

 すっごく悔しかったので、

おまえもなぁ……!」(by 魔法少女)

 って云ってやりました。

 元ネタがわかる人――
 同じ穴のムジナですね。
 かなり狭い穴のはずですが……。

 っていうかさあ、京子さんはマジ仕事だから仕方ないですよ。
 だって、流行は次々と変わりますからね――よんで研究しないと、次の仕事がまわってこない!

 でも、マル太くんは、別によむ必要ないじゃん!
 絵描きじゃないんだからさあ!

 まさか、マル太くん、「闘姫陵辱」、vol.1 から vol.10 まで全巻そろえてたりするんじゃないでしょうね、ええ!?

 そろえてたって、別に驚きゃぁしませんが……。

     *

「闘姫陵辱」は「とうきりょうじょく」とよみます。
「闘姫」は、別にホントにお姫さまなわけじゃなくて、「闘うヒロイン」ということ――
 女戦士とか女退魔師とか変身ヒロインとか――
「陵辱」というのは、文字通りの意味――

 で――
 この『闘姫陵辱』をよんで思ったこと――

よくもまあ手を変え品を変え――)

 こんだけ似たような話が並んでいると、人の創造力の限界というものを、しみじみ思い知りますね。
 あるいは、男の子たちの性的嗜好の画一性というか――

 私も人のことは云えませんが……
(もちろん、マル太くんもだよお!)

 一つ意識したことは――
 このアンソロジー、男性の絵描きさんが多いんだろうなということ――

 っていうか、ほとんど全員、男でしょ?
 女っぽいペンネームもあるけれど……。

 だからなのか、私の描く物語とは、微妙に違っています。
 違和感があるというか……。

 処女なのに、

 ――イクぅ! ああぁ!! 気持ちいぃいい!!!

 みたいなのは、あい変わらずですし――

 ……

 ……

 だから、それ、変だから……。

 処女なんだろう……?

 そういうことをヒロインに云わせたいんなら、処女って設定をなくしてやればいいんですよ。

 どうして、かくも処女信仰は根強いのか?
 ジャイアンツのサード信仰さえも崩れた21世紀だというのに……!

     *

 ああ――
 久しぶりにアホなこと、いっぱい書きました。

 いいんです。
 アホなこと、いっぱい書いたって――
 今さら失うものが、あるわけじゃないし――

 結局のところは、すべて心の問題ですからね。

 色即是空――
 空即是色――

 般若心経の一節です。

 あると思えばあるし、ないと思えばないし――
 人にとっては、万物が、そういうもんだってことで――

 あ。
 ちなみに、色即是空の「色」とは「色っぽい」とか「色好み」の「色」ではなくて「形あるもの」という意味だそうです。物質全般のことですな。

 知らなかったっすよ(合掌 to 寂聴さま)


京子さんの追伸

 きゃ!
 今日、例のAV男優のオジ様と、電車の中で隣同士になっちゃった(はあと

 ロバート・ゴダード(Robert Goddard)著『最期の喝采』なんかを読んでおられました。

 し、渋い……。

 ロバード・ゴダードって人、よく知らないけれど……(脱力

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