2005/ 9/15

 私、このサイトではテキストしか書いていませんけれども――
 本業は、お絵描きでございます。

 たまには、お絵描き屋・京子さんとしての一文なんぞ……。

    *

「ショクシャー」という言葉があります。
 漢字で書けば、

   触手er

 ですね。

 ――「漢字で書けば」って、最後の「er」は何だよ、京子さん! 漢字じゃないじゃんか!

 っていうのは、ご愛嬌――
 まあ、正確には「漢字+アルファベットで書けば」ですね。

 簡単に云うと、「ショクシャー」というのは「触手好き」のことです。
 触手というのは、エロアニメやエロマンガに登場する小道具です。可愛い女の子に、

   あんなこと や、こんなこと

 をするワルいヤツらです。
「ヤツら」って云っても、人ではありません。
 多分、化け物(の一部)でしょうね。

 最近のエロアニメやエロマンガだと、ファンタジー系のものには欠かせない小道具でございます。
 京子さんもエロマンガを描くときは結構、頻繁に使います。

 とくにマンガやアニメで有利な小道具なんです。
 そりゃ、そうです。
 あんなもん、実写で表すのは到底ムリですから――
 技術的にも、予算的にも――

 で――
 最近、多いらしんですよ、ショクシャーが――
 エロマンガで触手を描くと、売れ行きが微妙に上がるという摩訶不思議――

 京子さんに云わせれば、触手ってのは、生殖器以外の何物でもございません。男性生殖器の特殊型ですね。
 男性生殖器がニョロニョロと伸びて、ネチョネチョと湿って、ザワザワっと寄り合い、絡み合い、協調し合って、一人の女の子にオイタをする(広い意味でオイタをする)というのが、触手でございます。

 何だか書いててアホらしくなりました。

 触手の説明は、これくらいにして――

 実は京子さん、あの触手って個人的には、

  グー!!

 なんですよね。

 いや、マジで。

 なんか、トテツもなく気持ちよさそう。

 もちろん、いきなり、あんなもんに囲まれて、あんなこと や、こんなこと を、私の了解なしにされるのはイヤですが、了解の下でなら、すっごく気持ちいいんじゃないかと……。

 だからこそ、ショクシャーさん向けのマンガなんかも結構、乗り気で描けるわけで……。

 現実には、あり得ないシチュエーションなだけに、ますます魅惑的――

 こんなこと考える女って、私だけですかね?

 ……

 ……

 ね、本当に私だけ?

 ……

 ……

 ……

 ……

 本当に私だけなら、損したよ。
 告白なんかするんじゃなかった。

 恥ずかしい よ〜。

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