2005/ 8/18
ええ――
誰も 私の 心配はしてくれてないようですが――
地震は大丈夫でございました。
一応、ご報告まで――
でも、本番はこれからなんですよね。
――想定されていた宮城県沖地震ではなかった。
というのが、専門家の皆さんの結論だそうでございます。
もう、たまりません。
ひえー!!
って感じ――
来るなら早く来てよ。
じらしはヤだよ。
……
……
あ …、あん ……、じ、じらさないで……
あん …… うぅ……、ひ ……
お、お願い ……、ご、後生だから ……
は、早く ……、お情けを ……!!
……
……
って感じ――
ちょっと違うか(って云うか、やりすぎ……)
でも、ホント、
(地震の神様、どうか、お情けを!)
って感じですよ。
頼みますわ。
で――
あの地震のあった日――
京子さんは徹夜明けで、アパートでひっくり返って寝ていました。
たまっていた原稿と朝まで格闘し、終わって、解放感に浸って、お酒を飲んでたら、見事にひっくり返りましたよ。
よせばいいのに、シャワーを浴びた直後に強いお酒を飲んだので、そのままの格好でひっくり返ったみたいです。
(夏だし、まぁ、いいか……)
って――
地震でアパートが潰れていたら、大変なことになってましたね。
京子さん、生まれたままの姿 で、大地に還る!
でございます。
さすがに、震度5なんで、目は覚めたわけですよ。
でも、緊迫感ゼロ――
(おおー、なんか揺れてるなー)
と――
人はこうして災害死するっていう典型ですな。
んでもって、京子さん、ボケボケ頭で考えました。
このまま天井が落ちてきてグチャって潰されるのと、ゴブリンに押し倒されて生きながらに食われるのと、どっちが気持ちいいかなあ、などと――
いいですか?
どっちが 気持ちいいかなあ
ですよ。決して、
どっちが痛いかなあ
ではないんです。
さすがは酔っ払い――
考えることに救いようがないんです。
もちろん、ゴブリン云々というのは、何の脈絡もなく出てきたわけでは決してなく――
直前まで描いていたマンガ作品が、そういうテーマの話だったからですよ。
可憐な少女戦士が、ゴブリンに押し倒されて、生きながらに食われて死んじゃうってやつ――18禁ファンタジー・エログロ路線――
註:ゴブリン…ヨーロッパ風のファンタジーに登場する精霊ないし妖精。邪悪な小人として描かれることが多い。今回、京子さんが描いたのは、かなり大きめのゴブリン。
それにしても、男の子って、なんで、こんなミもフタもない話が好きなんでしょうか?
――じゃぁ、なんで京子さんは、そんな話を描くんだよー!
って、ききますか?
たしかに、それもよくはわからんのですが――
思うに、破滅願望の体現ってとこでしょうかね。
少なくとも私の場合は――
けど、男性読書者諸氏は、多分、違うよね〜?
まさか、生きながらに食われる少女戦士に自分自身を重ねてるわけないよね?
男がやると、キモイだけだよ、そんなの……。
まあ、買ってくださるんだから、不服はございませんが……。
願わくは、妄想と現実を混同しないように――
決して、道ゆく少女を押し倒し、生きながらに食ったり しないで下さい。
しないか、ふつう……。
多分、したくても無理でしょう、ヒトには……。
物理的に……、っていうか解剖生理的に不可能です。
ゴブリンなら可能だろうと思います。
けど、私の読者さんにゴブリンがいるとは思えませんので、まあ、問題なしですね。
以上、ちょっと(?)エッチな京子さん日記でした。