2005/ 7/24
お年寄りは大切にしないといけません。
人生の大先輩です。
何よりも――
残されている時間が少ないのです。
今80歳の人は、どんなに頑張っても、多分あと20年が限界なのです。
それが現実です。
辛いです。
けどさ……。
そうはいっても、ガマンしがたいこと とか、あるわけですよ。
昨日、電車に乗ったら、私の隣におバアさんが座ったんです。
挙動不審のおバアさんでした。
周囲をキョロキョロ見回している。どうも落ち着きがない。
それだけなら良かったのですが……。
隣に座られ、すぐに感じました。
……
……
……
……
(ウ、ウンチくさい ……)
もちろん、どこを見回してもウンチなど転がっておりません。
(おかしい)
と思って、隣のおバアさんの表情をのぞくと、
――いっちゃっている。
やたら硬い顔つきをして、いらっしゃるわけなんです。
とにかく普通のおバアさんの顔ではない。
(もしかして、おバアさん、おもらし ですか?)
と思って、おバアさんの方に、さり気なく鼻を向けると――
(やっぱ、おバアちゃん じゃ〜ん!)
なわけです。
電車の中でスカトロかよ。
しかも超熟女――
(ウオー!!)
と心の中で叫びましたが、どうにもならず――
私、すぐ隣なので、席を移動しようにも不自然――
明らかに、おバアさんを避けたのがわかっちゃう。
せめて、おバアさんが早く降りてくれることを願うのみでした。
なにしろ私、終点まで、いかなければならなかったので――
ところが――
待てど暮らせど、おバアさん降車せず――ウンチくさいの相変わらず――
だんだん息がつまってきましたよ。
冷房車だから窓は開かないし……。
まさに、
(泣きたい気分)
って感じ――
結局、そのおバアさんとは終点まで仲良く並んで座っていましたよ。
死ぬかと思いました。
途中、他の電車との待ち合わせとかで、駅に5分くらい止まったんですよ。
(チャンス!)
と思いました。
停車中ならドアがあくじゃないですか。
外から風が入ってきて、ウンチくさいのを飛ばしてくれる。
私の乗った電車は、乗客がボタンを押してあける仕組みになっています。
閉めるのは内側からしかできません。
だから、誰かが降りたら、あけっ放しになることが多いのです。
このときも、そうなりました。
(やった! これが息抜きできる!)
しかし――
ドア近くに座っていたアキバ系大学生――
ドア しめやがんの ……。
(あけっぱなしにすんなよ〜)
ってな顔をして……。
どうやら彼のところまでは、臭いは届いていなかったようです。
余計なこと、すんなよ……。
息できないじゃんか〜。
orz 京子さんが何したって云うんだよ……。