2005/ 3/ 4

 ええ――
『京子さん日記』リニューアルでございます。

 各記事にタイトルを付けてみました。

 マル太くんが「付けろ! 付けろ!」って、うるさいもので……。

 たしかに、日付けしか書いてなかったら、何がナンだかわかりませんもんね。
 タイトルは、あるに越したことはない、と――

 でも――今日の分のタイトル、何にしよう?

 そのまま付けると、結構、過激なんですけど……。
 いつぞやの、

『屈辱!! 京子さん陵辱日記』

 みたいに――

 今日だけで、もう腐るほどタイトル付けたから、お腹いっぱいって感じですぅ〜。

 ま、とりあえず、書いてから考えるか……。

    *

 昨夜、変な夢をみました。
 椅子に縛られる夢です。
 私は中学の教室にいて、私以外に十数人の生徒(男女半々)も一緒に縛られています。

 そして、いかにも頭の悪そうな男教師が竹刀を振り回し、時々、私たちのオデコや胸や腹を小突くのです。

 結構、痛いんですよ。夢なのに……。

 ……んでもってですね、
「いいか、お前ら! 俺が今から云う質問に答えるんだ! 答えられなかったら即刻処刑だ、いいな!」
 と、そのバカっぽい教師が凄むんですわ。

(なんでもいいから、早く質問せい!)
 と早くも投げやり京子さん……。

 ま、その辺は、ほら、何となく夢だってのは、わかってましたから……。

 で、そのバカ教師、実にショーもない質問をするんだなあ。

「いまの総理大臣の名前は?」
 とかね――

 で、なぜか私の隣のヤツ、
「三木……」
 とか、わけわかんないこと答えるんです。

(おまえ、いつの時代の中学生だよ!)
 って感じです。

(私たちって、ちょうど、その頃に生まれてんじゃないんかい?)

 註:三木武夫…第66代内閣総理大臣(在任:1974年〜76年)

 んでもって、質問に答えられなかったので、その彼、即刻処刑ですよ。

 竹刀で叩くのかと思ったら、違うんだなあ。
 いきなり拳銃を取り出して、

  ズガーン!!

 ですよ。

(おいおい。そりゃ反則だよ)
 と、さすがの京子さんもマジ焦りました。

 みると、隣のヤツ、本気で血まみれだし……。
 頭半分ないし……。

「次は貴様だ!」

 とバカ教師――

 ヤバいよ。
 私だよ……。

 んでもって、これがまたアホみたいな質問なんだなあ。
「日本の首都は!」
 だって――

 もちろん、
(東京に決まってるだろうが! このマヌケがぁ!)
 って思いましたよ。

 でも――
 なぜか答えられない京子さん――
「東京」の一言が出てこない。

 そりゃ、たしかに中学時代は社会が苦手でしたよ。
 公立高校の入試でもヤバい点でした。

 でも、「東京」ぐらい知ってるよ!
 なんで答えられないのさ!

「どうした。広美! 答えろ!」
 などと、なぜか本名で呼ばれる京子さん――

「早くしろ! 撃つぞ!」
 拳銃の銃口が私の顔に向けられ、銃の先が私の唇をこじ開け、強引に侵入開始!
 さながらフェラチオ状態……。

「ほうれ……。ここで俺が引き金を引けば、お前の頭はふっ飛ぶぞぉ……」
 みたいな言葉責め――

 このバカ教師――何だって私の弱点を……!!

 お陰で濡れ

 結局、最後まで「東京」と答えることはできずに、なぜか、
「イーハトーブ!」
 と絶叫したところで目が覚めました。

 いくらなんでも、イーハトーブはないだろう。

 首都機能移転の重要性が叫ばれている今日であっても、イーハトーブはないだろう、イーハトーブは……。

 註:イーハトーブ…童話作家・宮沢賢治が創作した理想郷の名

 お陰で、すっかり汗びっしょりの京子さん――

 文字通り、死ぬかと思った。
 最後は夢だって、わかんなかったもん!

 びっしょりなのは、あそこも

 とにかく!

 いったい、何なのさ!この夢は!

 誰か、夢判断してくれい!


私的追伸

 マル太くん、ゴメンなさい。
 ちょっと暴走しました。

 せめてタイトルは穏便にしておきますね。

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