2004/11/30

 今日の仙台は、一日中、曇天でした。
 いよいよ冬本番ですね。風も冷たくなりました。

 いつぞや、掲示板『小説談話室』に書き込みがありまして、『サクラ大戦』のMr.アニリンくんが、私のこれまでのマンガ遍歴に興味があるらしいってことなので、今日は、それを一挙公開しちゃいましょう。

 基本は少年誌です。
 ――といっても、コテコテの少年マンガは苦手です。『ドラゴンボール』とか『魁!!男塾』とかは全然、知りません。

 中学生の頃に夢中でよんだのは『タッチ』でしたね。
 特に男の子の視線に敏感になったのは、あのマンガがきっかけです。
 ヒロインのレオタード姿とかが意味もなく出て来るんですよ(笑
 最初は違和感ありまくりでしたが、そのうちに、

 ――ああ、これが男の子の視線なんだあ。

 と思うようになりました。

 ちなみに、あのヒロインは嫌いです。
 だって、双子の兄弟に期待かけ過ぎ迷惑かけ過ぎ――
 もう少し自制しろって感じです。
 男の子って、どうして、ああいう女に騙されるのでしょうか?
 案の定、マル太くんはお気に入りみたいですけどね。

 少女マンガだって、全く読んでない訳じゃないですよ。
 ちょっと古いですが、『ベルサイユのばら』は一生懸命よみました。
 とくに「オスカルさま」がピンチに陥るシーンが好みです。外伝だったかな? 「オスカルさま」って妙にエッチになるときがあるんですよね。
 そんなこと云うと、コアな『ベルばら』ファンには怒られるのですが……。

 そうそう――『ときめきトゥナイト』とかも、お気に入りでした。「真壁くん」とか「鈴世くん」とか――
 ちなみに、いまは、たくさん続編が出てるんですって?
 全然、フォローしてないんですけども……。

 ちなみに、このヒロインも嫌いでした。
 だって、ストーカーっぽいんだもん。
 当時、そんな言葉はなかったですけどねえ

 ――あ、第1部のヒロインのことですよ。
 第2部以降は、よく知りません。あしからず――

 こうして振り返ってみると、私って、結構、少女マンガ、よんでんじゃん!

 いやいや――
 やっぱり、私を悪の道に誘い込んだのは少年マンガですよ。

 高校生のときによんだ強烈な作品があるんです。
 でも、ごめんなさい。
 題名、忘れちゃった。しかも、友達の男の子から借りてたヤツだったから、いまは手元にないんですよ。
 古本屋でもみつからないし……。

 たしか、昔の忍者の里が舞台で、その忍者の里のお世継ぎの男の子が主人公なんだけど、私がビビっときたのは、その主人公のお姉さんなんです。
 あるとき、その忍者の里に、外国から強い戦士がやってきて、日本の忍者に闘いを挑むんですよ。
 ――で、忍者の里代表で、そのお姉さんが立ち向かうんだけど、やられちゃうんですね。
 それで、あんなことや、こんなことを、されちゃうんですね。

 ――あ。
 もちろん、「あんなこと」や「こんなこと」って、文字で書いてあったわけじゃないですよ。
 それじゃあ、ギャグ・マンガですからね。
 なぜか、「あんなこと」や「こんなこと」は、ちゃんとマンガとして表現されていましたよ。
 少年誌だったはずですけど……。

 ――で、そのお姉さんのやられちゃったところを、主人公の男の子がみていて、そこから物語が始まるってことになってました。
 でも、その続き、実は私、知らないんです(笑

 なぜかって?

 それは、そのお姉さん忍者が、闘いに負けちゃって「あんなこと」や「こんなこと」をされちゃって、それを弟忍者がみてるっていうシチュエーションに、私の脳がとろけたからですよ。
 そこから私の妄想が膨らんで、今日に至る――ってわけですよ。

 いやあ〜。
 凄いマンガでした。
 女の私をここまでとろけさせるとは……。

 ――京子さんが変なんだよお!

 って突っ込みは、なしでお願いします。

 それにしても、なんていうマンガだったかなあ。
 ホントに忘れちゃったのよねー。
 こんなことなら返さなきゃ良かった。

 ……ってな訳で、悪の道に迷い込んだ京子さんの、ヤバいマンガ遍歴でした。

私的追伸

 Mr.アニリンよ。これで満足か!

 
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